レビュー
映画を見た!という満足感・高揚感・多幸感が止まらない超ド級のアクション娯楽大作で、見終わった後も信じられない映画体験にしばしクラクラしてしまいました。 この度の後編公開に合わせ急いで前編を見たのですが、正直その時はストーリーも中弛みするわ、インドならではの非現実的なシーンが受け入れにくいわで、あまり期待はできないなというのが正直な感想でした。 ところが本作は、アクションのド派手さも物語の壮大さも桁外れでありながら、一切バランスを崩すことがなく最初から最後まで疾走し続け、と同時に親子三代に及ぶ壮絶な血統と復讐の物語を魅力的に描ききっており、一度見始めたら興奮の坩堝から抜け出せないこと必至の大傑作でした。2015年、アクション映画の1つの到達点が『マッドマックス 怒りのデスロード』によって塗り替えられ、皆が「V8! V8!」と叫んで歓喜の渦を巻き起こしましたが、今年は「バーフバリ!バーフバリ!」のターンであることは間違いなく、少なくとも現状、あの『マッドマックス』に比肩するのは本作だけであると断言します。 何故に本作の公開館数が関東わずか4館なのか‥。本日も超満員で大盛況だったので、バーフバリ旋風がもっと広がってくれるといいんですけれど。
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