レビュー
@Rocky

@Rocky

8 years ago

5.0


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オーロラの彼方へ

映画 ・ 2000

平均 3.9

1番好きな映画と聞かれたら多すぎてとても選べないが、オススメの映画はと聞かれたら おそらくこの映画を推すだろう 理由としては素晴らしい作品なのにあまり知られてないという事と人を選ばずに万人に受け入れられる作品だと思う事、いくつかのジャンルが組み合わさったような作品であるのにとてもきれいにまとまっていてバランスが良く 序盤から終盤にかけてダレる事なく楽しめるからだ。 この映画はSF、サスペンス、ドラマといくつかの要素を盛り込みながらも詰め込みすぎずに非常にバランスがいい作品に仕上がっていると思う 観客に退屈させる事なく最後まで鑑賞させるという事は非常に難しいがこの作品はその点でも優れていると言えるだろう。 ニューヨークにオーロラが発生した日に警察官である主人公は、消防士であった父親の無線機を発見して交信する その交信した相手は30年前に殉職した父親だった 主人公はその事実に気付き、父親を救いだそうとするのだがその事で歴史が変わり、、、というストーリーとしてはありがちというか物珍しい点もないのだがいざ観てみるとぐいぐいと世界観に引き込まれる キャストの演技力もあるのだが構成や演出が実に丁寧で世界観に説得力というかひきつけるものがあるのだと思う。 脚本も無駄がないしSFやタイムトラベルにありがちな目につくような矛盾点も無く 無線で交信というタイムトラベルを活かした演出も実に面白い そして、いくつも張り巡らされた伏線なのだがこれが秀逸で何度か鑑賞して感心させられる部分も多いし本当に練られた脚本だなと感じた。 そして、デニスクエイドの名演である 理想の父親像といっても過言ではない彼の存在が この映画の完成度をさらに押し上げたのではないかと思う ラストのセリフは何度聞いても感涙必至である。 これほどの名作にも関わらず、そこまでの知名度がないのはおそらくパッケージと邦題のセンスの悪さだろう 作品自体には悪い点などないが、その2点で一気にB級感が増している パッケージや邦題で敬遠してしまう方もいるかもしれないが、騙されたと思って是非観てほしい この作品は間違いなく観客に満足させる事ができるだろうという自信がある。