レビュー
ロアー

ロアー

5 years ago

3.5


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イーグルVSシャーク

映画 ・ 2007

平均 3.3

2021年02月10日に見ました。

もう1年以上買ったまま放置してたDVDをようやく消化しました。 タイカ・ワイティティ監督による、不器用な2人のちょっとシュールなハートウォーミングラブコメです。  「シェアハウス〜」ではセクシー担当のヴラドを演じていたジェマインが、今作では前髪パッツンの痛々しいオタクという正反対な役所。性格にかなり難ありで、デートの約束平気ですっぽかしたり、自分ではクールでイケてる男として装ってるのがほんっと痛々しいんですけど、対するリリーがとにかくいい子で何故かオタクのジャロッドのこと大好きで、ダメしかないジャロッドのことを全部許して受けとめちゃう。  最初のうちはこんな男やめておきなよ〜!って思うけど、具体的にパーティーの後のテントの件とかについついジャロッドの優しさを見つけてしまったり、父親に認められたいと頑張って空回りしてるのがかわいそうで、なんだかんだ結局最終的にはジャロッドに絆されちゃいます。 ユーモアを交えつつ、傷ついたジャロッドの心にリリーが寄り添って癒やしてくれるのがじんわりくるあったかくて優しい映画でした。  そんなジャロッドには兄がいて、これがワイティティ監督なんですけど、故人という設定なので写真や映像でちょこっとしか出てこないのに存在感はたっぷり(いきなり写真のドアップからカットが入るし) 本編では出番少ないものの、オーディオコメンタリーとかインタビューがかなり充実してたのに、私の語力が足りなくて泣く泣くそこは断念しました。というか本編再生や音声のセットアップの時にもわざわざ監督が案内してくれるという豪華な仕様。結局ワイティティ監督って出たがりなんだと思うんですけど、そーゆーとこ大好きです❤︎  劇中に出てくる監督が描いたっていう猫のラクガキもジワります。エンドロールのイラストもジワる。 壁にかけてある絵とか壁画にも存在感あって、みんな変な絵なんだけど妙におしゃれ。使われてる曲もみんな良くって、そんなところにもワイティティ監督らしさを感じる素敵な映画でした。