
星ゆたか

恋は光
平均 3.5
2023.4.16 【対談レビュー*No.3】 今回は“光”兄弟vs雲姉妹でお送りします。星ゆたかさん不在の初めての試み、よろしくお願いいたしま~す‼️ (光みちる.兄) この映画は集英社ウルトラジャンプで、2013年11月から2017年10月まで4年に渡り連載された人気コミックの実写化作品ですね。コミックスは全7巻、韓国でも出版されているそうです。 (雲ゆき.妹) 原作者・秋★枝さんの作品の特徴は。 〈会話劇〉で。独特な言葉選びとカタチにし難い思いを言語化し、テンポの良い読み心地で読者を作品世界へ引き込んでゆくんです。だからこの文学系哲学恋愛漫画は、その四年間の連載の時間を置いて、読者に一緒に考えながら進行を楽しむ作品として、人気だったんですよ✨ (光ゆずる.弟) 恋する女性が光って見える特異体質の主人公の男性・西条を中心に。 彼に恋する気持ちに気づいてほしい幼馴染みの女性・北代(きたしろ)。 “恋の定義”について考えたいと言う文学少女・東雲(しののめ)。 他人の恋人を略奪するばかりの恋でも憎めない女性・宿木(やどりぎ)。 これら四人が“恋とは何ぞや”と悩む四角関係が楽しい作品ですね。 また西条くんも東雲さんも、両親が早く亡くなり、人付き合いが少し苦手で、かつ本能的な異性愛でないイワユル植物系という設定で。 そんな二人だから観念や言葉の世界に没頭しやすく、互いに惹かれあう必然性があるんでしょうね。 (雲かすみ.姉) 北代のペンネームの言葉。 『恋は誰しも語れるが、誰しもが正しく語れないものである。』 が冒頭画面に綴られ。横にシーロ・キーターとの名前。これは有名な文学者?っと思ってたら。劇中北代、キタシロの名前からだとの、本人からの種明かしがあるんですよね。(笑い)同じようにポスターのキャッチャー言葉。 《恋とは遺伝子レベルの渇望?、はたまた戦い?》もシャレてました。 (光・兄) 文学少女東雲さんの大学教室の前の講義での忘れもの 古風な女の子らしい、乙女チックな 手作り和風カバーが綺麗な読書後の、 文学評論を書いたノート。 次の講義でそれを手にし、ごく自然にその場で、赤ペンでスラスラと添削し、探し戻った彼女に手渡す西条くん。 『文学書が好きというより、恋の定義について考えたい』という東雲と西条との間で始まる交換日記。 このお互いの思考発露交換ノートで、 いつのまにか相手のことが気になり。 “もっと知りたい” “そばに近づきたい” と関心を寄せるんです。 それって、もしかしたら★恋😌🌸💕❓ (雲・妹) 胸がドキドキしたり、ときめくを感じたり。切ないまでに深く思いがつのってゆく。女性は恋をすると気になる男性に、もっと自分を魅力的に見せたいって向上心が湧いてくるんです。 (光・弟) 男性は相手をもっと知りたい探求心が強くなり。ポジティブで前向きな性格の女性なら一緒にいると、癒されたり元気になったりして。 一層女性が魅力的になり、自分もその恋で。 自己肯定感が高まり、自信が持てるように。 (光・兄) でも反対にデメリットもあって。 “恋は盲目”って。周りが見えなくなって情緒不安定。勉強や仕事が手につかなくなるなんてこともある。 でもこの映画の中では、あまりドロドロした恋愛になることもなく。 何かオシャレなアーケード街にあるカフェサロンで。 今どきの若い主人公を慕う二人の女性と、古風な文学カップルとが、恋談義しているような作品でした。 (雲・姉) 2021年の夏。約1ヶ月の岡山全編ロケの作品作りがとてもいいですね。 聖地巡礼する若い人達が多いのも納得です。 「岡山IPU環太平洋大学」「岡山後楽園」「岡山県立美術館」「倉敷美観地区」「吹屋ふるさと村」(ここで昔懐かしいボンネットバスに乗る)などなど。 (雲・妹)俳優もそれぞれフレッシュな好演でした。 神尾楓珠さん(99年東京生まれ) 西尾七瀬さん(94年大阪生まれ.乃木坂46の元メンバー) 平祐奈(98年兵庫生まれ.「奇跡」「紙の月」「ソロモンの偽証」に出てた) 馬場ふみか(95年新潟生まれ) (光・弟) 小林啓一監督(72年千葉生まれ) 演出のこの映画のラブシーンを演じる時のメソットについての話。 『二人で3分間見つめあって、架空の過去を作り上げ、それについて語り合ってもらう。』と。 (雲・姉) よく恋と愛の違いについて語りあうことがありますが。 愛についてのキーワードの言葉。 「許す・信じる・与える・犠牲になる・受け入れる・願う・理解する・寄り添う・自分を抑える・見返りを求めない」などがありますが。中々難しいですね。 でも今回、タイトルの“光”関連の 作品対談に、何故“光兄弟”に対峙する 私達“雲姉妹”が選ばれたのか? それは“光”を遮る存在の象徴としての“雲”だったのかなと思いました。 つまり恋が愛に昇華する前の障壁としての意味合い。 (光・兄) さて最後にせっかく今回の対談に★光兄弟★が呼ばれたので、その光のウンチクを少し。 光の速さの計算はデンマークの学者レーマー氏(1644~1710)が。 1676年にまず木星とその周りの星の動きをもとに。 その後1849年フランスの学者フイゾー氏が。 一秒間に31万キロメーターと。 さらに1983年正式に。 29万9792.458km(30万km)と決めたとされてます。 一秒間に地球を七周半周る速さだと。 また色があるのは光があるからで。 その反射された光が、人間の目に入って。網膜が感じた光が視神経を通って脳に伝わり、目の前の色や形がわかる仕組みに。 (光・弟) 広義で電磁波、狭義で可視光と呼ばれ。 空間を伝わっていく「波」の一種だと。 人間の目ではとても見えない小さな「粒」です。 波長によって目に見える色が変化すると言われ。 目に見えない光には更に紫外線や赤外線などがありますね。 (光兄★弟) おまけに《光》の言葉の意味合いには。 〈輝き・勢い・光明・名誉・希望〉 などプラスイメージいっぱいで~す。 といった所で今回の対談はこの辺で これにて終了。最後までお付き合い、 ありがとう😉👍🎶ございました。