
Yuji Hattori
7 years ago

カッコーの巣の上で
平均 3.8
ロボトミー手術。 我々が人間たり得る根本の前頭葉を切り取ってし まう手術。 アメリカではわずか一年で600件もの手術が一気に行われたとか。しかも死亡率は高い。 我が国においても1人の医師が500件以上のロボトミー手術を行ったことがわかっています。 でも当時は必要悪どころかノーベル賞まで受賞してるんですよね。 だから本作は演技やキャラクター、脚本の素晴らしさと共に我々人間の愚かさも浮き彫りにするもの。 省みるに、現代においてもロボトミーと大差ない対処をしているケースは少なくないと思います。 それは疾患であれ、人間性であれ。 面白いとか愉しめたとか、そういう評価基準がまるで当てはまらない孤高の一作。 故に☆3つ。静寂なラストシーンから何を学ぶ。