レビュー
dreamer

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3 years ago

4.0


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バニーレークは行方不明

映画 ・ 1965

平均 3.6

アメリカからロンドンに引っ越してきたアンは、新しいアパートに入り、この日から保育園に預けた4歳の娘バニーを迎えに行った。 しかし、バニーの姿はどこにもなく、保育園の先生もバニーという子供を知らなかった。 ヒステリックになったアンは、ロンドンに駐在して記者をしている兄スティーブンを呼び、警察に捜索依頼をする。 しかし、一向にバニーを見た者は現れず、さらに家からは、バニーの持ち物一切がなくなっていた。 やがて警察はバニーの存在すら疑うようになるが---------。 最初は幼い娘が行方不明になったという、単純なサスペンス・スリラーで始まるが、やがて、その娘を見た者が誰もいないこと、その子の存在を証明する持ち物などが一切ないことなどから、娘は最初からいないのでは? という疑惑に変わってくる。 ここまで観ていると、ジョディ・フォスターの「フライトプラン」を思い出すが、この映画の主人公アンは、ジョディのようにアクションには走らない。 そういう意味では、ミステリーサスペンスとしてのスタンスを保持している。 ストーリーは分かりやすく、盛り上げ方も実にいい。 動機はいささか理解できない点もあるが、ラストまで緊張が持続する良作であると思う。 <以下ネタばれ注意 !!> 行方不明→妄想で終っていれば、あまりにも陳腐な内容だったが、さすがにそうではなかったのが、まずは納得の作品だ。 イマイチ理解しがたいスティーブンの行動だが、それ以外にも説明の欲しい箇所はいくつかあった。 警部が最後に説明してくれるのかと期待していただけに、あの終わり方は少々残念な気がしましたね。