レビュー
やすだいさむ

やすだいさむ

4 years ago

3.5


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女囚701号 さそり

映画 ・ 1972

平均 3.4

「ええっ! ここまで、やばい 映画を作ってもいいのかー!」 と、おどろくほどの危険な作品。  二十一世紀の今ではテレビ放送は 絶対不可能だろう。  1972年の日本映画。  エロス&バイオレンスたっぷりの B級アクション。  女囚もの……と呼ばれるジャンル の大ヒット作品だ。  内容は男にだまされて転落した ヒロインが女囚となった後、怒りと 恨みに燃えて地獄の復讐をする話。  誰かが言ってたが、こういう女囚 作品は、たくさんの女優たちのヌード シーン。  女同士の拷問リンチ。レズシーン ……等の刺激物が標準装備されている ようで、この映画もバッチリそういう シーンがある。  正確には、そういうシーンしかない というべきか。  こんな女刑務所が現実世界にある わけないだろうという批判は、やぼ なのだろう。  フィクションの娯楽作品だから、 おもしろければ、なんでもありだ…… という製作者の気持ちが伝わってくる。  見て思ったが、キルビルの元ネタ だったとわかった。  あと、日本映画。愛のむきだしの 元ネタでもある。  ライトノベル作家の深見真もこの 映画が大好きなのだろう。  女囚映画に出てきたようなシーンが この人の小説に何度も出てくるし。  主役女優の梶芽衣子の鋭い眼光が、 忘れられない映画だった。  戦うヒロインが好きな人。  危険で刺激的な映画を求める人は 一見の価値があるだろう。