レビュー
スターウォーズファンとしては、初日のこの評価の高さに驚き。 監督がJJではないので仕方ないかもしれないが、前作からの謎は全く回収されておらず、アクション以外はどれも中途半端な出来。 前作フォースの覚醒はエピソード4を意識した展開が目立ったが、今作も1〜3の失敗を恐れてかエピソード5を意識した展開になっている。 今作が中途半端になっているのは、エピソード5では衝撃の事実が明かされたのに対し、今作では宣伝文句の衝撃の事実が何なのか定まっておらず、エピソード5の劣化版でしかない。何点かそれに当てはまるような事は起きたが、どれも衝撃と言う程ではなく消化不良。 予告にも出ていた新キャラボーグは可愛かったが、完全に癒しキャラ。 そして何よりルークとカイロレンのキャラクター性にがっかり。マークハミルはアクションを頑張っていたけれど、望んでいたルークではなかった。カイロレンにした事は、ベイダーを救ったルークがする事とは到底考えられない。 ルーカスの作り上げたものを尊重しなかったために、今作でディズニーはスターウォーズをただの娯楽SF映画になり下げてしまった。まだまだ続けるっていうけど、どうなることやら。 散々貶したものの、我らのプリンセスレイア、キャリーフィッシャーの遺作なので決して低い評価は付けないが、そうでなければ1点でもいいレベル。 次回はJJが監督するようなので、謎諸々の回収も含めてもう少し良い物が作られることを期待する。
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