
uboshito
サイレントナイト
平均 3.1
2026年01月11日に見ました。
久々のジョン・ウー作品ということで、かなり上げ底評価にはなっている。実際には、口がきけなくなる描写自体は良いとしても、映画のタイトルにするほどの「効果」が感じられず。ただの無口な男、ってだけにしか見えず、声を奪われたこと、声が出せないことが、映画の中でまったく活かされていないというか何のテーマにもつながっていないところにドン引きした。ただただ単純に…「聖夜」の方の「サイレントナイト」にひっかけたかっただけなのかよって。 鳩の代わりのなんかちっさい鳥とか、地味に二丁拳銃も出てくるし、スローモーは過去作に比べて頻度は少ないが最新技術(?)で美麗かつ効果的に使われているし、誘拐したくなるほどかわいいイケ子役を連れてきてるのに回想シーンにしか出てこない切なさとか、ジョン・ウーらしさはあちこちで炸裂しているのに、なぜかのめり込めない…何よりラストが首絞めって…ラスボス倒す時こそ、喉ぼどけに銃をぶっ放してトドメをささなあかんやろ。首締めだとね、死んだか死んでないかがわからないのよ。だから脳汁が出ない。 最後の回想シーンも、息子が成長するシーンが一箇所だけ出てくるのだけど、結果的にはこのイケ子役がメイン。そこはそのまま、主人公の、息子が生きていたらという妄想で、大人になって行く過程を見せるもんじゃないのかと思ったし、主人公が実は格闘経験もないから初手は激弱だったりというリアル路線と、敵を突き飛ばしてガラスを突き破るところの珍妙なデジタル描写のアンバランスさなどには困惑もし、いろいろと消化不良が起きてしまう映画だった。まあ、そんなの気にせず、ひたすらドンパチやってる映画を見たいな、という場合にはおすすめできるとは思うし、復讐ものジャンルが好きな人はまあ普通におさえといたほうが良いかなとは思えたので星は上げ底で3.5! 【視聴:WOWOW】