レビュー
たっちゃん-半変人のお調子者-

たっちゃん-半変人のお調子者-

2 years ago

4.5


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関心領域

映画 ・ 2023

平均 3.2

2024年05月26日に見ました。

アウシュヴィッツ強制収容所の隣で幸せに暮らす所長家族の日常を描く。 音が大事な映画なのは知ってたけど、ここまでとは… 冒頭から度肝を抜かれる。これは映画館で観ないと、観たことにならない作品。 銃声や悲鳴が聞こえるのに、全く気にも留めない家族。恐ろしいけど、ニュースで世界の惨状を見聞きして何もせず終わっている自分もまた同じで、全然他人事ではないのが余計に恐ろしい。 まぁこの一作を観て、分かったような気になるのもそれはそれで危うい気もするけど… ただラストは余計だったかなと思う。ヘスがあれを幻視するとは思えない(そもそも幻視ではないかもしれないけど)し、時代が違うとはいえ直接的にあれを見せてしまうのは勿体無い気がした。 予告でもあったけど、妻が高級そうなコートを身に纏っている場面は、恐ろしいし、めちゃくちゃムカつく。あれは全部彼らのものだったのに…なに自分のものにしてんだよ… 映画評価基準 この映画が好きか 7 没入感 9 脚本 8 演出 10 映像 10 キャスト 10 音楽 10 余韻 9 おすすめ度 8 何度も観たくなるか 8 計89点