レビュー
cocoa

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3 years ago

3.0


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台北暮色

映画 ・ 2017

平均 3.4

ホアン・シー監督のデビュー作。 台北の住宅地や都市部を舞台に3人の登場人物が交差する…そんなストーリー。 車で生活する中年男フォン。 「ジョニーはいますか?」と何度も間違い電話を受ける若い女性シュー。 人とかかわり合うことができない少年リー。 ストーリーは大きく動かないが、それぞれが抱える事情が少しずつわかってくる。 シューが受ける間違い電話で「ジョニー」の存在が気になる、とありましたがそこまでではない。 ジョニーがもっと絡めば話は広がりそうだが全体的に淡々と進む。 シューは鳥を飼っていて(一羽は逃げてしまう)、鳥があんなに飼い主に甘えたりラーメンを食べるとは思わなかった。 シューの過去や現在のスポンサーのモラハラ気質は複雑だった。 だから余計にほわ~としたフォンと親しくなるのだろう。 リーの家庭、フォンが出入りする家庭、そして一人暮らしのシューの部屋などの描写は興味深かった。 高架に拘ったり、交通量の多い立体高速道路でフォンの車がエンストしたり。 いろいろ迷惑をかけながらも人々は生きていってる、そんな感じ。 そして人は近すぎると愛し方を忘れると言う。 雰囲気は好きだが、英題の「Missing Johnny」はミスリードだと思った。