
たん
5 years ago

1917 命をかけた伝令
平均 3.8
良い意味で。淡々と。 ・独の戦略的撤退を見破り、連合軍側の攻撃中止を伝える為に移動して移動して移動しまくる。 ・素晴らしいワンカット風のカメラワークはまるで視聴者が"3人目の隊員"になったかのような没入感を与えてくれる。映画を観るのにこんなに疲れたのは久しぶり。もちろん劇中のスコ達はもっともっと疲れてるんだけどね。 とにかく淡々と主人公の移動が描かれることと没入感がすごいため終始緊迫している。 ・漠然と「戦争って怖いよね、悲惨だよね、絶対に二度と繰り返してはいけないよね」ということは分かっていたつもりであった。ワンカット風にすることによって、より個人にフォーカスされ、戦争の虚しさや当時の人々の心境というのがなんとなく伝わった。 スコ達はなるべく人を殺さないようにしていたし、前線で戦う人たちは恐らく元はただの民間人だったのだろう。とにかくピストルが当たらない。 ・川に流されている時の桜?のシーンが1番良かった。本当によかった。もう本当にすごく綺麗で。 きっとスコもあいつのことを思い出したんだと思う。そして川から死体を伝って陸に上がってもうヘトヘトになって泣きひれ伏すシーンは胸が痛くなった。フッと張り詰めていた線が切れてしまったのだろう。 ・これは映画館で見るべき作品だった。後悔。