1917 命をかけた伝令
1917
2019 · アクション/ドラマ/戦争 · イギリス, アメリカ, インド, スペイン
119分
(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.



第一次世界大戦。若きイギリス兵スコフィールドとブレイクの2人は、兄を含む最前線の仲間1600人の命を救うため、一刻も早く重要な伝令を届けよとの命令を受ける。様々な危険が待ち受ける敵の陣地に飛び出していった2人の運命は……?
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コウキマン
3.5
2020.8.10.135 第一次世界大戦。ドイツと戦闘を繰り広げるイギリス軍の前線。そこから“最前線の1600名の兵士による攻撃を中止せよ”との伝令を受け取ったスコフィールドとブレイク。時にはドイツ軍の陣地を抜け、危うく銃弾を受けそうになりながらも走る走る。特別なストーリーや感動があるわけではなく、全編ワンカット撮影という独特な技法により溢れる臨場感といつ死ぬかわからない恐怖をビシビシ感じる映画。 第一次世界大戦についてはNHKの“映像の20世紀”を観たり、池上彰の“世界の見方シリーズ”で読んだ程度の知識しかない。サラエボ事件に始まり、出兵する若者たちは「クリスマスまでには帰る」と意気揚々と戦場に向かったなんて話も。戦闘はとにかく塹壕を掘って陣地を進め、飛行機などの新兵器の登場により1600万人もの死者を出したらしい
セイクク
4.5
攻撃中止を伝える為、前戦に伝令に走る男達の映画です。 まずは…疲れた〜〜(つД`) 他に例を見ない作品で、ワンカット風⁈な臨場感がハンパなく、実際に戦場にいるようです〜(>_<) 疲れた息遣いもリアルに感じ取れます。 本作は監督のサム・メンデスの祖父アルフレッド・メンデスの実体験をベースとして制作されているので、監督も気合い入りまくりです〜(>_<) そして本当に凄いのはロジャー・ディーキンスのカメラワーク!! ☆☆☆☆☆ 実はワンカットではなく、巧妙に繋いでいるのですが、かなり上手く繋いでいるので普通に観たら分かりません!! そして観客が飽きないようにカメラを絶妙に動かし、自然光を上手く取り入れ、素晴らしい作品に仕上げています(o^^o) 今回使われたカメラの「アレクサ・ミニLF」の力も大きかったのではないでしょうか。 綿密に計算されたカメラワーク、高性能カメラの力、そしてこだわり抜いた監督の執念によって誕生した良作ですね♪ これは映画館で観たかったなあー 脚本もなかなかで中盤のどんでん返しは、ま・さ・かの展開でした〜☆☆☆☆ これは予想できない(笑) えっ⁉︎そっち⁈みたいな…(^_^;) ウィリアム役のジョージ・マッケイ、トム役のディーン・チャールズ・チャップマン共に目立ちすぎない演技で良かったです☆ ぜひ迫力のある大画面で観ることをオススメします〜(*´∀`*)
隣の唐十郎
4.5
はしる はしる でんれい はしる にげる にげる せんりゃくてきてったい 第1次世界大戦の地獄絵図を疑似体験する。 人類史上初の近代戦争は殺傷力の高い兵器が大量投入され、技術の進歩とともに大量殺戮の時代が到来した。 観客に実際の戦場を感じさせる為に、何が起こるかストーリーは予測出来ない。 泥沼、死体、敵の罠、臨場感を持って絶え間なく降り掛かる[危険と死のアトラクション]だ。 夜の戦闘の美しさは[地獄の黙示録]を彷彿とさせる。死と背中合わせの光景が目に焼き付く。 戦争を起こす人は、まず実際の戦場を体験してもらいたい。 勝っても負けても責任をとるべきと思う。
ジュネ
5.0
2020年35本目は、アカデミー賞でも3部門を受賞したサム・メンデス監督最新作、『1917』。 ------------------------------------------------------------ 『フォードvsフェラーリ』を見たとき、これ以上の臨場感を感じられる作品が今年出てくるのだろうか?と思いました。現在公開中のドキュメンタリー『彼らは生きていた』を見たとき、これ以上に戦場を疑似体験させる作品があるのだろうか?と思いました。『1917』はその答えであり、全く新しい映像体験をさせてくれる一作です。映画史上の転換をもたらすかもしれない作品に出会えるとは…2020年恐るべし。 ------------------------------------------------------------ サム・メンデスと撮影監督ロジャー・ディーキンスの作り出す世界に最初から最後まで釘付けで、全編ワンカットのもたらす興奮に目が離せません。実際はデジタル処理で間を繋いでいるようですが、その継ぎ目がまるで分からないのも凄すぎますし、これだけ広大なセットを組んで撮影できる環境に脱帽するばかりです。 ------------------------------------------------------------ 撮影がスタートした瞬間から登場人物は前へ前へと進むのみで、ワンカットの性質上、後戻りはできません。後ろから追いかけるのみでは単調な絵面になりがちですが、本作では360度あらゆる角度から走り続ける彼らを追いかけており、緊迫感が更に高められています。普通はこんなことを続けていたらカメラが少しは揺れたりするものですけど、凪いだ海のようにシームレスな動きなのが信じられないですね。 ------------------------------------------------------------ 主人公のスコフィールドは相当に若く、こんな過酷な任務は「死にに行け」と言われたも同然です。しかし、全身ズタボロになろうと彼は走ることを止めません。観客である私たちは伝令によって戦争が終結せず、再び多くの血が流れたことを既に知っています。だから「もう走らなくていい」と止めたくなる瞬間が何度も訪れる。それでも彼が走り続けるのは、「親友との誓い」の為であり、「祖国への忠誠」の為です。当時は自国に忠誠を誓い、出兵することが英雄的行為として正当化されていました。 ------------------------------------------------------------ 国の威信とか大義とか、そんな曖昧なもののために大勢の命が失われる状況が100年経った今でも続いているのかと思うと、やっぱり異常と言わざるを得ません。兵士はただの人間です。でも「国」が普通の人間を人殺しに変えてしまう。本作はまるでFPSゲームを再現したかのようで、戦争を娯楽化するなとの批判もあるかもしれません。でも、見終わった後に「楽しい」なんて気持ちは微塵も浮かびませんでした。劇中で起こっている惨状は、この先も一生無くならないでしょう。それがひたすらに悲しく、虚しかったです。
てっぺい
4.5
【命をかけて見る映画】 全編ワンカットの圧倒的なオリジナリティ。その事で、戦場を行く、死と隣り合わせの臨場感が突出している。まさに自分もその戦地を一緒に進むような感覚で、命をかけた伝令を、命をかけて見る、そんな没入感のある映画。 ◆概要 第92回アカデミー賞作品賞、監督賞等10部門ノミネート、同撮影賞、録音賞、視覚効果賞受賞作品。監督は「007 スペクター」のサム・メンデス。出演は『はじまりへの旅』のジョージ・マッケイ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のディーン=チャールズ・チャップマン、ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングら。撮影は「007 スペクター」でもメンデス監督とタッグを組んだロジャー・ディーキンス。 ◆ストーリー 1917年4月、ドイツ軍と連合国軍のにらみ合いが続くフランス西部戦線。若きイギリス兵のスコフィールドとブレイクは、最前線の部隊に重要なメッセージを届ける任務を与えられる。最前線の仲間1600人の命を救うべく、奔走する姿を全編ワンカット撮影で描く。 ◆感想 全編ワンカットの圧倒的なオリジナリティ。想像を超えてくる独特の没入感だし、まさに現場に自分もいるような感覚に陥る。常に死と隣り合わせの戦場という設定が、このワンカット撮影ででよりリアルに感じる。撮影手法も気になりつつ、この映画でしか味わえない世界観を楽しめる。 ◆没入感 全編ワンカットで、映画として何が変わるのか?見終わって言えるのは、自分もそこにいるような独特の没入感だと思う。登場人物と全く同じ時間軸に入り込むわけで、一切“翌朝”なり“○年後”なり時間が飛ばない。まさに2時間、彼らと行動を共に、あの戦場を行く感覚。さらに言えば、編集で映像が切り替わるような事がないのも同様の効果。俯瞰の画や寄りの画、ドローンのように見たこともないような空中の画になることもない。逆に言えば、常に人間の位置の目線で、スコとブレイクの二人を追い、時に前方に立つ。まさに自分がそこにいる感覚を、この時間軸と映像の“人目線”で実現している。全編ワンカットだからこそ作りあげられる、まさに唯一無二の没入感だった。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆戦場 洞窟で仕掛けられていた爆弾、どこを行っても遭遇する無数の死体、居残ったドイツ兵からの襲撃。どこからくるのか分からない、常に死と隣り合わせの戦場が実に生々しく描かれていたと思う。予告で何度も見た、最前線の戦場を直角に走り抜けていくスコと、その前後を幾人もの兵士が駆け抜け砲弾と交錯していく映像は圧巻。友を失い、命を懸けて届けた攻撃中止の伝令も、“明日には違う命令が届く”と言い放たれてしまう、戦場のリアルな儚さがあった。ただ個人的には、何気ないシーンだけど、スコが手をついた所がたまたまネズミが漁る人の死体の内臓で、顔を曇らせた所が、きっと戦場ではこんな事が日常茶飯事なんだろうと思える、ある意味身近に感じるシーンだった。 ◆入念さ テレビの経験上感じるのは、全編ワンカットに必要な入念さ。撮影して編集する一般的な映画なら、後日余計なシーンはカットしたり、時には映像の順番を変えたり、事後の労力がいるもの。それが出来ないこの映画では、撮影に入る前に余程入念な準備が必要だったはず。このタイミングでカメラが来るから、その時にこんな動きをしてくれ、そんな支持を数人ならまだしも何百人ものキャストに伝えるという労力。スコとブレイクを追うために、この角度からこう撮ろうと練る入念さ。死体の浮く小さな池の縁を歩く二人を横から撮るために、水面スレスレから撮っているシーンが何気に印象的だった。とにかく計り知れない、やり直しのきかない撮影前の入念さが、2時間通してムンムン伝わってきた。下記トリビアで、長回しが実は最長で9分ほどだという事実(?)もあるのだけど、だとしてもその労力や本気度は素晴らしいと思う。 ◆ こんな映画見たことない、心からそう言える映画だった。また一つ、映画の奥深さが広がった体験でした。 ◆トリビア 実は長回しの撮影は最長で9分ほど(https://www.cinematoday.jp/news/N0114131)。
ETO
3.5
うーん、プライベート・ライアンてきな? 実話だから良いね。 でも、あと一押し。はらはらドキドキが足りないのと各部隊と場所がイメージ出来ない…💦そこまで第1次世界大戦に詳しくないし、わからんよ… どこの場面?どこの攻撃? まぁ、なにはともあれハッピーエンド?じゃないか。うーん、どっちかな。人による。 おすすめは出来ないかな…、そんなに日本人は見ないんじゃない?アメリカ人は軍人大好きだし、尊敬してるから、みるよね。
まじママんじ🍀
4.5
playしてる訳じゃなく観てるだけだけど、なんかゲーム目線に近い様な疑似体験を味わった感じ…本人目線が多いからかな⚠細かく言うのは難しい…戦争の悲惨情態の中自らの命を懸けて指令を全うしようとする彼ら、とにかくリアルで分かりやすく迫力ありましたね( ̄□ ̄)!!
たん
4.0
良い意味で。淡々と。 ・独の戦略的撤退を見破り、連合軍側の攻撃中止を伝える為に移動して移動して移動しまくる。 ・素晴らしいワンカット風のカメラワークはまるで視聴者が"3人目の隊員"になったかのような没入感を与えてくれる。映画を観るのにこんなに疲れたのは久しぶり。もちろん劇中のスコ達はもっともっと疲れてるんだけどね。 とにかく淡々と主人公の移動が描かれることと没入感がすごいため終始緊迫している。 ・漠然と「戦争って怖いよね、悲惨だよね、絶対に二度と繰り返してはいけないよね」ということは分かっていたつもりであった。ワンカット風にすることによって、より個人にフォーカスされ、戦争の虚しさや当時の人々の心境というのがなんとなく伝わった。 スコ達はなるべく人を殺さないようにしていたし、前線で戦う人たちは恐らく元はただの民間人だったのだろう。とにかくピストルが当たらない。 ・川に流されている時の桜?のシーンが1番良かった。本当によかった。もう本当にすごく綺麗で。 きっとスコもあいつのことを思い出したんだと思う。そして川から死体を伝って陸に上がってもうヘトヘトになって泣きひれ伏すシーンは胸が痛くなった。フッと張り詰めていた線が切れてしまったのだろう。 ・こ れは映画館で見るべき作品だった。後悔。
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