レビュー
レビュー
star4.0
人間の尊厳とは何か?を問う、誘拐され不当に12年間奴隷として過ごした人物の実話に基づいた物語。 この作品を観て、黒人奴隷制度について全くもって無知だということを思い知った。 主人公ソロモンが誘拐された当時は綿花栽培が盛んで黒人奴隷市場で需要が高まっていたこと、自由黒人を誘拐して奴隷にしてしまうことが横行していたこと、解放される前の年に逃亡支援への罰則が強化され、解放することの準備がリスクが高かったこと。 ソロモンがその後、奴隷制度廃止のため各地を講演して回り、廃止に影響を与えたこと。ソロモンが解放された12年後の1865年の南北戦争終結により奴隷制度が廃止されたこと。 そして作中の奴隷に対する仕打ちが決して誇張されたものではないこと。 こんな時代が本当にあったのだということを映画での疑似体験ではあるものの感じることができた。また当時の時代背景も知ることができた。 人間の尊厳とは自由であること。
90