レビュー
cocoa

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4 years ago

3.5


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犬部!

映画 ・ 2021

平均 3.4

実在の獣医師、太田快作先生がモデルのお話。 ノンフィクションで二回に渡り放送した時から動物に対する純粋な気持ちに心を動かされました。 東北の大学、獣医学部で学んでいた花井颯太(林遣都)。 自身で「犬バカ」と言うくらい犬の事しか考えていない。 少しでも不幸な犬を(猫も)減らすために「犬部!」を作った花井。 林遣都の演技をどう観るかはいろいろだとは思う。 獣医師になるには生きた動物を実験台にし外科手術を学ばなければならず、それに抵抗する花井だった。 教授に直談判し、実際の獣医師の手術や治療をその目で観察しレポートを書く花井。 (この時に太田先生がちょこっと出演、すぐにわかりました。) 現代の動物保護の実態や多頭飼育崩壊など問題点を描きながら花井や仲間たち、ボランティアの方々の活動をしっかり描いていました。 花井ももちろん立派だけれど、相棒だった柴崎(中川大志)が卒業後に動物愛護センターに就職し、安楽死を少しでも減らすと意気込んでいたが現実に直面し心を病んでしまうのは辛かった。 大学時代から「犬部!」の目的は不幸な動物を減らすこと。 それぞれの仲間が多方面で活躍するのは良いが殺処分の現実はとても難しい問題です。 さて、映画では太田先生がずっと育てていた犬「花子」との関わりは少なかった。 年老いて身体が不自由になっても毎朝胸に花子を抱えて自分の動物病院に出勤していた先生。 24時間親身に世話をしていた先生と花子の関係に涙したのがノンフィクションでした。 映画「犬部!」はいろんな人に観てもらいたい。 真剣に命を考える、そんな作品でした。