レビュー
Masatoshi

Masatoshi

11 months ago

3.5


アドレセンス

テレビ ・ 2025

平均 3.5

まず、ストーリーもさることながら、まず驚かされたのはひとエピソード毎がカットなしのワンショット、1発撮りで行われていたこと。 つまり、どこか一つの場面でミスをすればやり直し、これは俳優の方々すごいプレッシャーの中で完璧な演技を求められ大変な緊張感があったことだと思います。 そして、題名の『アドレセンス』。青年期と呼ばれますが実際には思春期。子供と大人の狭間の世代のことでしょうか。 恥をかいて落ち込んでいる同級生の女の子。自分自身も何をやっても上手くいかない少年はその女の子の気持ちが分かると思い慰めようと声を掛ける。 その行為は、自身は気持ちに寄り添うと思い込んでいるけど、実際はどうなんだろう。弱者への優位性が心のどこか奥深い片隅にあるかもしれないことに気付きもしない。 クラスで馬鹿にされている少年に優しくされて、女の子がさらに傷つくとは端から気持ちが及ばない。 それがアドレセンス。人生の独りよがりの瞬間。かつては中学生から高校生、せいぜい二十歳過ぎまでの世代だったのですが。 話が飛びますが、現在の男のアドレセンスは30代から何なら40代近くまでその傾向があるかも。男の幼児化に反して女の自立度が増すのは、逆説的に言えば、男の幼児化が否応なしに女の自立化に繋がったのかも。 こんなに優しくしているのにその気持ちに答えないのは相手が悪い。この映画は現代の男への警鐘なのかもしれませんね。 そう言うお前もそうだろ。はい、仰る通りです。 てか、映画の考察なんてアドレセンスの承認欲求以外の何者でもないだろう。はい、実にその通りで、 あ、胃が痛い。そんな時は太田胃酸(おお、退散)