レビュー
ちべ

ちべ

4 years ago

4.0


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つみきのいえ

映画 ・ 2008

平均 3.6

古いアルバムを開いたみたいな。 昔住んでいた家を訪ねたくなるような、ノスタルジックな気分になる。 柱の傷とか、壁に付けて剥がしたシールの後とか、蜂の巣ができないように布突っ込んだパイプとか。 あいにく育った家はもう壊されてしまったけど、残っていれば色々な事を思い出せたかもしれない。 思い出を手放さないおじいさんを優しく見守る気持ちが浮かぶ反面、だんだん狭くなっていく生活スペースが孤独や寿命を表すようで物悲しい感じもする。 あとはメッセージ性強い。風刺と言うか。 背景として多分温暖化で沈んでて、話に出てこない人達は視聴者的な立場なんだろう。 浸水に巻き込まれても、移住すればいいと思ってないか?そして、海面上昇を招く生活を続けるのか?誰かの大切な物を奪っているんだよ?とか言われてる感じ。 短いし無声なのにグイグイと想像させるよね。