
Schindler's Memo
6 years ago

スノーホワイト(2012)
平均 2.9
童話「白雪姫」の物語を、主人公をジャンヌ・ダルク風にアレンジし、中世の戦争シーンをメインにしたダーク・ファンタジーにしてみましたという映画であろう。 悪役シャーリーズ・セロンの毒と艶の両立が圧倒的であり、肝心の姫の美貌を完全に凌駕していて、「鏡」の予言がウソに聞こえるという難点がある。 また、ディズニーではないから当たり前のことだが、姫が「いつか王子様が」を歌ったり、七人の小人が「ハイ・ホー」で踊ったりすることは無い。しかし、それにしてもちょっと姫が可憐で無さ過ぎる(美人であることは認めるにしても・・だ)し、小人もコキタナさが過ぎる感じがする。中間で森の妖精と出会うシーンがしっくり来ないのは、この2点のせいだと思うのだが・・。 また、原題にある「Huntsman」は、童話において姫を殺すのを躊躇する役割から大きく膨らましたものなのだろうが、これから一体どうなるのであろうか? 極めて心配な三角関係をもたらすと思われ、さらにはカリスマ性を維持するための政治的な駆け引きが激化するのは必至であり、余計なお世話だとは思うが、この王国の将来が懸念されて終わることになるのは如何なものであろう。