ニューオーダー
Nuevo orden
2020 · 犯罪/ドラマ/サスペンス · メキシコ, フランス
86分
(C) 2020 Lo que algunos soñaron S.A. de C.V., Les Films d’Ici



夢に見た結婚パーティー。マリアンにとって、その日は人生最良の一日になるはずだった。裕福な家庭に生まれ育った彼女を祝うため豪邸に集うのは、着飾った政財界の名士たち。一方、マリアン宅からほど近い通りでは、広がり続ける貧富の格差に対する抗議運動が、今まさに暴動と化していた。その勢いは爆発的に広がり、遂にはマリアンの家にも暴徒が押し寄せてくるのだが…。
💃 踊り終えたあと、本音がこぼれる
「タンゴの後で」都度課金開始✨
💃 踊り終えたあと、本音がこぼれる
「タンゴの後で」都度課金開始✨
しまとも
3.5
なんの説明もないまま始まる。クーデターによる混乱の中で起こる惨劇。まともな行動が仇となり、狡猾な権力によって蹂躙される様をまざまざと見せつける。なんの感情もなく、さも当然のように残酷な行為を淡々と見せられる。今の世界の現実を突きつけられている気がして気が滅入る。社会って、こんなもんやとは思いたくない。
たっちゃん-半変人のお調子者-
4.5
結婚パーティーを開く富裕層のマリアン。しかしすぐ外で暴動が発生、パーティーは途端に地獄絵図と化す… 凄まじいものを観た… あれよあれよという間に地獄に堕ちていく。 今1番底でしょ。と思ってたら、そこからまた堕とされてまた堕とされての繰り返し。 何一つ救いなど無い。 これが戯画化されたものではなく、過去に、何なら今でも現実に起きている事だから本当に恐ろしい。 「死者だけが戦争の終わりを見た」 最後の最後にまた心底ゾッとさせられる。 映画評価基準 この映画が好きか8 没入感 10 脚本 10 演出 10 映像 10 キャスト 10 音 9 余韻 10 おすすめ度 8 何度も観たくなるか 7 計92点
ハナ
4.0
できることなら見たくなかった未来。でも現実の延長線上にある未来。ハンズメイズテイルみたいな、今ある違和感に目をつむっていたら辿り着く未来。もうそこには良心があっても因果関係は無くて、自由を掴んだと思っても今以上の圧制がある。暴力で得たものは暴力でしか裁かれない。芽を摘むことは、殺すしかないないならば無限ループ。個人の自由を尊重する事と、勝手に正しいと判断した事を教えるのは全く次元が違う。ミシェル・フランコ監督をとても愛しいと思う。
かわうそ
3.0
幸せな結婚式から一転、貧困層の人たちがクーデターを起こす。 搾取されていた側から搾取する側に回った途端に、積もりに積もった妬みや嫉みが大爆発。 お手伝いさんがウッキウキで雇い主のお金持ちから金品財宝を奪っていて、その笑顔に少し笑ってしまった。 とは言え全体的に見れば、とにかく胸糞悪いシーンが続き、全く救いもない。 スカッとしたシーンも無く、辛い出来事ばかり。 メンタルがやられるかもしれません。 途中から誰が悪者なのかも分からなくなるくらい混沌としていて、それもまた気分が悪い。
さちゃちゃりーぬ
2.5
新婚夫婦がチュッチュして幸せそうなパーティーから一変して、急に殺人だらけの地獄絵図。こんなことあって良いのか?地獄じゃん?とあっけにとられてしまった。 ちょっと胸くそが悪すぎましたね。 2024.8.16
なでかた
3.0
胸糞悪すぎ(●`ε´●)
星ゆたか
3.5
2024.1.25 メキシコ人監督ミシェル・フランコ (79年出生)の映画は「或る終焉」(15)に続き二本目。貧富の格差に暴動をお越し、その日頃不満が鬱積している者達が。 破壊略奪し殺戮する光景(例えば米国のBLM黒人運動)はニュース映像で見た事はあるが。 ことメキシコ社会の貧しい先住民と富裕層の白人の格差の実態には。 まるで疎いので、このデイストピア(極限状態)スリラーと言われる映画は。 あの「ミッドサマー」(19:アリ・アスター監督)の異文化畏怖〔アメリカ人がスウェーデン人〕への衝撃恐怖感みたいな感触を受けた。 この監督が、このような人種間に根強く存在する階級意識と収入格差からくる憤懣をいつ頃から。 映画のテーマにし、驚ろくべき非情で刺激的、直線的破壊力で見せるようになったのか? すでにその予兆は過去の作品にもあったらしいが。 その辺はメキシコ社会での、精神養成年齢の過程にあったのかも知れない。 ここで描かれる物語は架空の話で、メキシコであった事ではないかも知れないが。 しかし世界の歴史だけでなく。 現在のロシア.ウクライナ攻勢やイスラエル.パレスチナ抗争の実態からも。 まるで絵空事でない事は明らかで。 この絶望的惨劇を直視する体験は、 その惨劇を避けるための意識改革として無駄ではないかも知れない。 映画は90分に満たない作品で。 その前半は富裕層のヒロインが結婚を、多くのやはり白人の富裕層の人達に祝福されているパーティの邸宅の様子で、どの辺から核心の本筋に入るのかと、半ば身構えるような気分で見ていると。 それは、かつて7.8年前の使用人が身内の心臓手術の高額な金を借りに来る事辺りから。 あるいは花嫁の母親が水道の蛇口から。 一瞬緑色の水が流れる不遜な現象に邸宅内を夫に知らせたり。 またはその金借りに持ち合わせの金を渡す為に動き回る。 映像の一連の動き、カット割繋ぎで見せていく辺りだ。 そしてあの外壁を乗り越えてやってきた不遜な暴徒によって。 ついにガラリと、平穏の幸せな日常から恐れるべき地獄絵に変わっていく。 そして更に花嫁がかつての使用人の頼みに応えようと。 2~30分で戻るつもりで。 軍の交通規制のある地域に自ら、“温情心”から乗り出す事で。 思いもしなかった恐怖の極限状態の世界に押し込まれる事になっていく。 もし彼女が家に残っていたら? どうなったのかというのも鑑賞の別の手引きの想像展開であるが。 また使用人が暴徒の侵入に合わせて、それまで従順であったのに。 手のひらを返すように。 邸宅の物品を手当たり次第に持ち逃げする展開も驚かされるし。 また警備にあたっていた者も拳銃を家主に向けて発砲するのも。 よっぽどこれはそれまでの雇用対応に満足してない表れなんだろうか。 つまりこのような反逆は契機があれば、いつ起こるかも知れないという事か。 しかし国の軍隊がその暴徒への武力鎮圧と戒厳令の実行の果てに。 富裕層に従っているかのように見せかけて、実はという所は何ともやりきれない。 法と秩序の崩壊した国の社会の、 “待ち受けた日常”がこのような実態だったとしたら。 何と悲しく絶望的な事ではないか。 しかしなおも、それでも生きていかなければならないとしたら。 やはりこれは幼年期から青年期へかけての思想教育、人道を重んじる社会環境(家庭で学校で職場で)創造しかないのではないか。 そこまで、さかのぼる必要がある。 どのような極限状態になっても。 人を心のない物として考える事《唯物論思想》(それが破壊.略奪.蹂躙に繋がる)のないように。 この事は、これまで模範的行動の日本人であった事が評価されてきたが。 この日本での正月あけの震災で。 その唯物論から、助け合う心を無くすと。 災害事に金儲けしようなどとする、自分だけいい思いをしようとする “クセモノ”が出現する事が起きるのだ。 やはり物事の根本は人の心もち。 日頃からどう考え、言動しているかに尽きる。 その意味で映画をより深く、考え見る事は大切。 時に見るのが苦痛な作品であってもだ。 今年もそういう一年でありたい。
あいす
4.0
良くも悪くも雰囲気通りのクオリティ オープニングのああ、こういう映画ね から始まり空気悪そうな雰囲気の映画やなと メッセージ性がどうこうというより造りたいものを作ったというような感じ 演技や世界観が浅く感じられるのが残念だが コンセプトに対しての制作感は頑張ってる感じが出ていて これが韓国映画並の迫力とクオリティで更なる胸糞感があるとまた強い作品になっていたのかな、と。 ただ最後数分であぁこんなんなら見んければよかったと思ったのも事実
さらに多くのコメントを見るには、ログインしてください!