永い言い訳
永い言い訳
2016 · ドラマ · 日本
124分



“津村啓”というペンネームでテレビのバラエティなどでも活躍する人 気小説家の衣笠幸夫(本木雅弘)は、ある日、長年連れ添った妻・夏子(深津絵里)が旅先で突然のバス事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。だが夏子とは既に冷え切った関係であった幸夫は、その時不倫相手と密会中。世間に対しても悲劇の主人公を装い、涙を流すことすらできなかった。そんなある日、夏子の親友で同じ事故で亡くなったゆき(堀内敬子)の遺族であるトラック運転手の大宮陽一(竹原ピストル)とその子供たちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い兄妹の世話を買って出る。保育園に通う灯(白鳥玉季)と、妹の世話のため中学受験を諦めようとしていた兄の真平(藤田健心)。子供を持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝き出すのだが……。
🍀 言葉にしない想いほど、深く沁みる
「コーヒーが苦いのは君のせい」都度課金開始✨
🍀 言葉にしない想いほど、深く沁みる
「コーヒーが苦いのは君のせい」都度課金開始✨
めぐ
3.0
亡くなった嫁が残した旦那への未送信のメール。愛していた証し。女子にだけわかるやつ。
にしにし
4.0
愚かで、とても愚かで、どこまでも愚かな主人公・幸夫に、冒頭から苛々しっ放し。で、なんでこんなに苛立つかというと、同族嫌悪かもと思い立ち、そこから居心地が悪いったら。妻を失った後、何かの帳尻を合わせようとするみたいに色々あがき続ける幸夫のイタイタしさ(あえてカタカナ表記)を見てらんないんだけど、弛緩しない程度に意外性のある展開や、演出がすごく画面の緊張感を保ってて、見せ方の小技も随所に光り(坂道とかね)、目を離せないです。そんな彼の孤独と空虚さが浮かび上がる、中盤以降の幾つかの転機に心がざわめき始めます。例えばバスの事故なんかでいきなり死なない限り、人生は続き、自分の愚かさと折り合いをつけ、受け入れるしかない。あーもー、嫌だなー自分と向き合わされてるみたいで。 本木雅弘や竹中ピストルは好演ですが、単純に扱われる脇役があまりおらず、その役者陣の手堅さが光ります。深津絵里周りの描き方にもゾクゾク。 ウディ・アレンの痛々しいコメディをさらにソフトコンセプトにしたような今作は、観てハッピーになれるものではないけれど、観たもの自身を映すいい鏡です。共感できない人が多ければ、この世界は素敵でしょうし、共感できる人が多ければ、この世界は寂しくないと思いました。
ねこじた
4.5
人生はみっともなくても自分なりに前に進むしかないことを、言葉だけでなく、映像の空気感からも教えてくれる。”間”も絶妙で強い説得力。他者との関わり方を見事に突いてみせた傑作。本木雅弘さんの機微が本当素晴らしい。
てっぺい
4.0
主人公・本木雅弘が、失くした妻の親友の家族との触れ合いを通じて、家族愛、妻への愛を取り戻していくヒューマンドラマ。 無言のシーンを多用し、感情や時間の経過を表現していて、無駄なシーンがない。監督のアートな映像センスが感じられる。
まじママんじ🍀
4.5
もっくん…特茶高くて買えないよ🍵目についてついに見てみたこの作品、凄い良かった!全体の雰囲気と言うか『間』がとても絶妙で観やすい、命が失くなり生まれる葛藤が個々で違うのも何かリアル🤓『夢売るふたり』『素晴らしき世界』の監督さんなんだね、他にも観てみようと思います🙋
Masatoshi
3.5
途中まで観て、これで二回目の鑑賞だと気付きました。でも、結局、最後まで観てしまったのですが。 邦画は兎角『懇切丁寧』とか『微に入り細に入り』とでも言いますか、展開が分かりやすい脚本と演出の作品が多いですね。 しかし、この作品は心情を登場人物のモノローグに頼るような安易な作品ではありませんでした。 心情を言葉ではなくて、映像(風景であり人物の行動)そのもので表現しています。だから形容詞を使わない表現よりも心に響きました。 後で、原作者である西川美和が脚本、監督した作品だと知ってなるほどと頷けました。『すばらしき世界』はお正月に観る予定です。 竹原ピストルは歌もそうですが自分に酔うと言うか自分の見せ方があざといので苦手です。ただ、今回はなるべく濃さを抑えさせて、また、前に出させ過ぎない監督の手腕により、バランスが良い作品になった気がします。 本木雅弘は鳥肌が立つほど完璧な演技だったと思います。その他の出演者の方々もとても印象的な演技が光っていて最高でした。
アリちゃんパパ
3.5
妻が事故で亡くなった時、不倫の真っ最中だった最低夫の物語です。 妻と一緒に亡くなった友人の遺児の面倒を見ることで、人生の目的に気づいてゆく姿を西川監督らしい繊細なタッチで描く佳作です。 それにしても本木雅弘演じる不倫夫に腹が立って腹が立って!妻が亡くなるまでその大切さに気づかないなんて!どうかしてるぜ!
POYOKING
5.0
派手さは無いのに不思議と惹きつけられるシーンの数々で、無駄なシーンがありません。技術的な事は分かりませんが、なんか工夫してますよね、この監督 笑。特に、間の取り方が素晴らしいのと情報量が適切なので飽きさせません。この手の作品て、途中が退屈な映画っていっぱいありますよね?最後に、モッくんを始めとして、他の出演者の演技も素晴らしかったので、時間いっぱい楽しめました!
さらに多くのコメントを見るには、ログインしてください!