アメリカ,家族のいる風景
Don't Come Knocking
2005 · 西部劇/ドラマ · ドイツ, アメリカ
122分



かつては西部劇のスター俳優だったのに今では落ちぶれたハワード・スペンス(サム・シェパード)は、新作の撮影現場から逃げ出し、久々に故郷を訪れる。そこで30年ぶりに再会した母(エヴァ・マリー・セイント)から、20数年前に彼の子供を身篭もっている女性から連絡があったという驚きの事実を聞かされる。ハワードはそれを確かめるため、自分の俳優デビュー作の撮影地でもあるモンタナ州ビュートへ向かった。彼は撮影中に関係を持った地元のウェイトレス、ドリーン(ジェシカ・ラング)を訪ねる。
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dreamer
4.0
この映画「アメリカ、家族のいる風景」は、ヴィム・ヴェンダース監督が、「パリ、テキサス」以来、20年ぶりにサム・シェパードの脚本で撮った作品で、米国を拠点にした最後の作品というのが「売り文句」でしたね。 盛りを過ぎた西部劇俳優が、撮影中に突然、現場から失踪し、30年間も連絡をしていなかった母親の元を訪れます。 そこで聞かされたのは、20年も前に、彼の子供を身篭ったといって、訪ねてきた女性のこと。 かつて付き合った女性と、まだ見ぬ子供に会うために、かつて主演作を撮影した地でもあるモンタナに向かいます。 一人の男の栄光と挫折、家族との邂逅を横軸に、西部劇のロケ地やカジノばかりが明るく輝く、寂れた西部の町といった「アメリカの風景」を巡る旅路(ロード・ムービー)。 どことなく、ゆるい構成とリズムで語られる物語は、しかし、ホッとさせられるものがあります。 シネマスコープの画角で切り取られた撮影の見事さに身を委ねる心地良さ。 大都市ばかりではない米国の姿が、画面に焼き付けられています。 30年ぶりの再会となったサム・シェパード演じる主人公と、エバ・マリー・セイント演じる母親のやりとりは、静かながら心打つものがあり、この映画の中で最も好きなパートです。 また、ジェシカ・ラング演じる、かつての恋人との再会のシーン、バーのカウンターに座った彼女の背後から、オーダーする主人公。 どこかで聞き覚えのある「声」に、記憶を呼び戻されるジェシカ・ラングの表情の変化を、画面の右端に捉えたシーンは、本編中で最も冴えた演出で、本当に素晴らしい。
zizi
2.0
昔、監督にハマって観たのを、ケーブル放映で思い出した系。直ぐには思い出さなかったという事は、、、
抜け出せない映画はどこにあるのだろう
2.0
マザコン気味の老俳優が、過去の女の記憶を探しに禁断の扉を開けてしまったら、もうそこに待っているのは、半分地獄のみじめな世界でしかない。母親に言われたからと言って、血のつながっている育ててない実子に会うことに、どんな覚悟ができていたのだろうか。原題の意味を突き詰めると、あの時、暴漢に襲われて行き倒れになったほうが、ラストのふにゃふにゃした終わり方にならずによかったのではないか、とさえ思った。
Schindler's Memo
2.5
この監督は、いったい何作この手のロードムービーを作れば気が済むのだろうか?完成度は非常に高いものの、お決まりの彼の手法が、鼻につく。(広角レンズ、無言ショットの多用、回転レール撮影など)また、サム・シェパードの脚本も少しばかり幼い気がする。この手の映画が好きな人には良いだろうと思うが・・・。
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