GAGARINE ガガーリン
Gagarine
2020 · SF · フランス
98分
(C)2020 Haut et Court - France 3 CINEMA



パリ東郊にある赤レンガの大規模公営住宅・ガガーリンで育った16歳のユーリ(アルセニ・バティリ)は、部屋の天体望遠鏡から空を観察し、宇宙飛行士になることを夢見ている。老朽化と24年パリ五輪のために団地を取り壊す計画が持ち上がり、住人は次々と退去していた。ユーリは帰らぬ母との大切な思い出が詰まった団地を守るため、親友のフサーム(ジャミル・マクレイヴン)、ディアナ(リナ・クードリ)と一緒に取り壊しを阻止しようとする。自由で明るいディアナに恋心を抱き、彼女や親友フサームと触れ合いながら、ユーリは不器用ながらも少しずつ成長していく。消えゆく世界に留まりたい思いと、団地から抜け出して夢を追いかけたい気持ちの間で揺れる彼は、団地の解体が迫るなか、空っぽになった無人の住宅を大好きな宇宙船に改造して守ろうとする……。
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キャスト/スタッフ
レビュー
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動画
挿入曲情報

On the Flip of a Coin

Yuri et Diana

Finnegan

Le potager cosmique

Aux Armes Et Caetera

Les banlieues célestes
Taul
3.5
『GAGARINE/ガガーリン 』鑑賞。2024年パリ五輪のため取り壊される団地の社会的背景と少年の切ない夢。唐突な語り口もあるがクライマックスに向けてのリアルさとファンタジ―のスパークに拍手。素晴らしき新しい才能との出会いであり、ヴィゴやトリフォー、カラックスなど反抗とアートのフランス映画の伝統も感じた。
riri
3.5
この団地名(ガガーリン)にも主人公の少年(ユーリ)の名にも付けられた宇宙飛行士の名ユーリ・ガガーリン。 宇宙飛行士は世界で多いに盛り上がった軌跡で、この町も当時そうであったのだろう名残りが今では空悲しい。 もうこんな老朽化した団地には住めない!と逆上する住民も多い中..。 家出し何年も帰らない母親を 今でも戻ると信じたい少年ユーリにとってこの団地は、大きな母船であり母を感じる唯一の揺かごだったんだね。。 宇宙飛行士への憧れと、いつまでも追う母親の背中と。 ノンフィクションである巨大団地の解体が、ユーリがずっと浸っていたかった心の拠り所が壊されているようでチクチクと心が痛んだ。
cocoa
3.5
パリ郊外にある巨大な公営団地、その名も「ガガーリン団地」。 1960年代初めに作られ、名前の由来はロシアの宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンから。 (実際にガガーリン氏が訪れた古い映像もあり) 築年数が60年を越え、老朽化する団地。 さらに2024年のパリオリンピックに合わせ、取り壊しが決まる。 ガガーリン団地に暮らす16歳の青年ユーリ(アルセニ・バティリ)。 おそらくアフリカ系の移民の子ども。 母親が恋人の所に行き、ユーリは一人で連絡を待っている。 どこにも行き場がないユーリ、宇宙飛行士になる夢はあるが現実はやりきれない。 そんなユーリが巨大団地の最後の住人になる……ちょっとファンタジーを感じる好きな作品でした。 フランスの街の郊外にある団地の映画はたくさんある。 「アスファルト」や「バッグ・ノール」などetc。 団地で暮らす住民の貧困や移民問題、さらに犯罪の絶えない地域としての印象が強い。 今回のガガーリン団地は様々な住民が助け合って暮らしている雰囲気。 皆既日食を住民がみんなで楽しむシーンは良かった。 ユーリは親友フサームと一緒に団地内の電灯やエレベーターを直そうとする。 その時に知り合ったロマ族の女の子ディアナ。 (演じるのは『ハピチャ 未来へのランウェイ』のリナ・クードリ) 3人で団地の屋上で夢を語るシーンも好き。 多くの住民が次々に退去する中、ユーリを迎えにくるはずの母親にまた裏切られる。 それからユーリは一人で無人の団地を改装し、宇宙船のように変えて行く。 船内活動の映像を見ながら設計図を書くユーリ。 電気や水を作り、植物や野菜を育てるユーリ。 『オデッセイ』のマット・デイモンも顔負けでは。 いよいよ団地は発破による解体の時、ユーリが同時に制御盤を押すと建物自体から光が放たれる。 それはディアナに教わったモールス信号で「SOS」だった。 ユーリが無重力でさまよい、宇宙に飛び立つシーンはまさにファンタジーだが、かつての住人やディアナによって助け出される。 ユーリのこれからはわからない。 でも暮らしてきたガガーリン団地の消滅はユーリの再出発を意味するもの。 住むところを定められない運命のロマ族のディアナの存在がそれを強く意味付けていると思った。 「携帯?持たない主義なの」と言っていたディアナの強い心。 生きていくのはしんどいと知っている彼らは生きていけると思った。 ポスター写真も好き。 掴みどころのないストーリーも好きでした。
kom
1.5
やっぱり自分にはフランス映画は合わないんだなと実感した。ひたすら雰囲気のみを楽しむような、ふわふわしたストーリーしかない展開に、早々に飽きてしまう。主人公がどうしてあそこまで団地に執着しているのかもピンとこないため、感情移入もできない。起こること一つ一つに「どうでもいいな」としか思えなくてしんどかったのだが、たぶんこれ、どのフランス映画見ても同じこと言ってる気がするので、もうシンプルに相性が悪いんだと思う。
いやよセブン
3.0
主人公はガガーリン団地で育った16歳の少年、団地は老朽化で取り壊すことになる。 みんなが退去していくなかで、一人残って宇宙船のように改造し始める。 ノスタルジック・ファンタジーかな。
peito
4.5
悲しいけど、綺麗にされている
akubi
4.0
この星はあまりに美しく、宇宙は底知れぬ神秘を湛えているのに、壊れかけの宇宙船でひとりぼっちのぼくら。母船を見失ってしまったぼくたちは、いったい何処へゆけばいい。?? 閃くほんとうのぼくの声は、何光年先まで届くかな?? ぼくはあなたに会いたいだけだった。このひろい 宇宙 で迷子のぼくをみつけてほしかった。みてよ、ぼくらの舩がよくやく旅立つ。たくさんの思い出をのせて。 孤独を鳴らす、宇宙の音がすきだった。果てしもなくさびしいのに不思議に愉快な夢を見させてくれたから、楽しかったんだ。ありがとう。わすれない。 ユーリの哀しみと移民難民たちの生きづらさをおもってこころがじんじんと痛くておいおい泣いちゃった。あと空の色が綺麗すぎて。もうアルセニ・バティリくん(ブラボー!)の虜だし、リナ・クードリはどこまでも強く儚く美しいし、ドニは出ていることも知らなくて思わず声をあげちゃった(きゅん、、)。
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