孤狼の血
孤狼の血
2018 · 犯罪/サスペンス/ドラマ · 日本
126分
©︎2018「孤狼の血」製作委員会



昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島・呉原。いまだに暴力団が割拠するこの土地では、新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の加古村組と地場の暴力団・尾谷組との抗争の火種が燻り始めていた。そんな中、加古村組関連企業の金融会社社員が失踪。これを殺人事件と睨んだマル暴のベテラン刑事・大上(役所広司)と新人刑事・日岡(松坂桃李)は、事件解決に奔走する。だが、ヤクザ同士の抗争が、正義も愛も金も、全てを呑みこんでゆく……。警察組織の目論み、大上自身に向けられた黒い疑惑、様々な欲望を剥き出しにして、暴力団と警察を巻き込んだ血で血を洗う報復合戦が幕を開けようとしていた……。
🍀 言葉にしない想いほど、深く沁みる
「コーヒーが苦いのは君のせい」都度課金開始✨
🍀 言葉にしない想いほど、深く沁みる
「コーヒーが苦いのは君のせい」都度課金開始✨
キャスト/スタッフ
レビュー
400+ギャラリー
挿入曲情報

養豚場

極道の性分

格好の餌食

大上流取り調べ

蠢く意図

蠢く意図
てっぺい
3.5
【人間ドラマなヤクザ映画】 ラスト30分で視点がガラッと変わる、原作力の強さ。単なるヤクザ抗争もののドンパチ映画かと思いきや、終わってみれば、芯の強い人間ドラマ。 ◆ 第69回日本推理作家協会賞受賞の柚月裕子著「孤狼の血」が原作。監督は『彼女がその名を知らない鳥たち』の白石和彌。出演は、『三度目の殺人』の役所広司、『娼年』の松坂桃李ほか、江口洋介、真木よう子など。 ◆ 昭和63年、広島の架空の街・呉原は、暴力団どうしの抗争の火種が燻り始めていた。暴力団関連企業の金融会社社員の失踪をきっかけに、警察組織の目論み、様々な欲望をもむき出しにして、暴力団と警察を巻き込んだ血で血を洗う報復合戦が起ころうとしていた……。 ◆ 役所広司、松坂桃李の熱演をまずあげたい。広島弁の自然さはもちろん、鬼気迫る表情や、冷徹な目、破天荒な振る舞いも全て、この映画全体の滑らかさと抑揚をこの2人がしっかり強調していたと思う。告知で何度も見た「ワシら警察じゃけ、何をしてもええんじゃ」は映画の流れで見たら痺れるほど重みがあったし、後半の松坂桃李は彼の真骨頂(だと勝手に思っている)冷徹な爆発っぷりが惜しみなく披露されていたと思う。 ◆以下ネタバレ◆ 原作力がとにかく圧倒的。ヤクザ抗争に巻き込まれていく2人の警官の視点から、破天荒な大上(役所広司)に次第に疑問の目が向けられていく流れ、そして全てが真逆に転換されるラスト。視点が真逆に変わる面白さに加えて、大上の後を継いで日岡(松坂桃李)が見事に物語を成就させていく、大上に移り変わっていくストーリーが芸術的。 非常に見応えのある作品でした!
セイクク
4.0
暴力団対策法施行以前の広島の話です。 雰囲気は昭和なテイストですが、脚本は今風の映画です〜 (o^^o) ヤクザ映画らしく下ネタ、グロシーンもあるので苦手な方は覚悟して観て下さい。 役所広司の演技がずば抜けて良く、仲村倫也が負けず劣らずの演技で頑張っています〜 ☆☆☆☆ 個人的には江口洋介のヤクザはいつも合ってないなぁ〜と思いますが、華があるので悪くはないです☆ 単なる暴力賞賛映画とならないよう脚本に配慮し、ギリギリのとこを攻めています〜 (*´∀`*) 広島弁はあまり上手くなかったかも…(^_^;) それにしても今の時代にこのようなコテコテヤクザ映画を作ろうと思った気概に素晴らしさを感じます♪ よく言われる◯◯ノワールという雨後の筍みたいな言葉は嫌いですが、単体の映画としてヤクザ映画が苦手でなければ高確率で楽しめると思います〜 (o^^o)
隣の唐十郎
4.0
見覚えのあるロケーション 耳に懐かしいイントネーション 故郷の言葉を聞くと優しい気持ちに… なりゃあせんです( ー 皿 ー メ) 地元広島の暗黒面を見せつけられて、ちょっと複雑… [広島の血が騒ぐのう‼︎ ]とはならんよね別に… (~_~ ; ) 伝統ある東映のプライドをかけた壮絶アクションが容赦無い。 役所広司が、架空の街[呉原市]の無頼刑事を堂々と演じ切る。 広大卒キャリア組の松坂桃李の優等生ぶりと葛藤が良い。 暴虐に見えた無頼刑事の隠れた一面に、刑事の本能を刺激される若手エリートの姿に熱くなる。 これは引き継がれる物語の傑作じゃけん!広島に来てお好み焼き食べんさい!(←映画と関係無し)
まじママんじ🍀
4.5
前に気になって見ようとtryしたのだけど、あの始まりで萎えてしまって止めたんだっ(´Д` )『2』の宣伝を目撃したのを機に再try、本っ当に最初のstart時だけ生々しいだけで後は全く抵抗無く逆にメッチャstoryに引き込まれたぁ🤪役所さんはやっばり凄いやっ、演技に魅せられて釣られちまう(,,・д・)役の存在魂が凄過ぎて、相棒の松坂桃李はそりゃ憑かれちまうでしょうよ👻💕
ダニーダン
3.5
2010〜日本映画の監督の中でも大注目の若干45歳 白石監督 なんと!私の大尊敬する若松孝二監督がお師匠様だったなんて!2013年白石監督作品凶悪で その暴力描写に度肝を抜かれ 虎狼の血では どんな キャスティングと演出で またまた日本映画にデッカイ打ち上げ花火を打ち上げてくれると思いつつ 期待大々で 観賞しました 前半こそ 今や大御所 役所広司さん他 クセのある名優で 支えられた感があり やや 凶悪の勢いにまで いきつかなかったものの イケメン俳優から もう完璧に 若手の名優入りした 松坂桃李さんの 世代交代すら感じさそうかという勢いある熱演名演 役所広司さんとも まったく引けをとらない堂々たる 迫真の熱演はただただ 感動で 後半 役所広司さん演じる 大上刑事の男らしさを 完全無欠に受け継いでいく 松坂桃李さん演じる日岡刑事の 変貌していく その顔つき 熱情の演技は この映画の全てを納得させるべく 感動ものでした! 人間の内面に潜む 悪と正義 リアルに丸裸に 人間の本性をごまかすことなく つきつめていく描写は 若松孝二監督が尊敬してやまなかった 新藤兼人監督から若松孝二監督 そして 北海道出身の白石監督に 脈々と受け継がれているかのようで、、 白石監督これからもドンドンガンガン 力作を作ってほしいです! そして、日本のロバートデニーロ 64歳とはとても思わせない元気で若い役所広司さん 若手の超名優松坂桃李さん これからも 幅広い役柄で 感動させてくれることを 期待しまくりです! 最後に 前半と後半で エキストラ的な女優さんが 画面どちらも、下手側に どこか困った 疲れた表情で主演の二人の 横を歩いていく数秒のシーンが 白石監督の どういう意図があったのか、、、、 神秘的でした(*'▽'*)
刺繍屋
5.0
先ず何と言っても大薮春彦さんの小説を彷彿させるようなこの作品名が格好良いですよね。 実際、原作者である柚月裕子さんは大薮春彦賞を受賞されているので、当然と言えば当然な気もしないでもないですが…。 ナレーションから音楽、登場する小物やファッション…遊び心を加えながらも、その全てが昭和を感じさせる作りになっていましたし、カメラワークや演出までセンスの良さが感じられる素晴らしい作品でした。 冒頭のイ ンパクトのあるシーンで一瞬にして作品に引き込まれ、その後のおおまかな流れこそ予想通りでしたが、それが気になるような事は全くなく、終盤には目が潤んでしまうようなシーンもあり、最後までとても楽しめました。 唯一不満があるとするなら、終盤、日岡にはもう少し暴れて欲しかった気がします。 それかあったら文句無く満点だったのですが…。 脇を固める役者さんたちの顔触れもとても豪華でしたし、広大こと日岡秀一を演じた松坂桃李さんも佳い演者さんになられましたよね。 そして、何と言っても大上章吾演じた役所広司さんには感服ですね。凄いの一言です。 原作にも目を通してから、もう一度観てみたいと思います。 時間を置いてからと思っていたのですが、続けて観てしまいました。 昭和は男が漢でいられた時代なのかもしれませんね。二度目でもやっぱり面白いですね。 大上さんの言葉は深いですね。
どりんこ
4.5
悪を描かせたら日本一。白石和彌監督作品。 暴力モノは嫌いだけどその根底にあるコテコテの人間臭さがクセになりついつい観てしまう..。 悪をもって悪を制す。暴力団が悪なら警察(マル暴)も悪。悪がミルフィーユのように何層にも重なっていく。 その中で役所公司が問い掛ける「正義ってなんじゃ?」という台詞が生々しさを増す。 役者選びは王道というか、個性派揃い。本当なら無名の色が付いてない役者が好みで、そういう意味だと色付きばかりなんだけど、まぁそれはそれで仕方ない。 そして最後の最後まで飽きさせない展開。 今まで観てきた白石作品は、だいたい何かしら心に重しを置いていくものが多い中、観終わった後に爽快感を感じたのは初めてかもしれないです。 そして血は受け継がれる..続編が楽しみです。 観ておいて損はない一作。 PrimeVideo
Tsukky
4.5
とてもおもしろくて、いい映画観たなぁと大満足の作品でした! 暴力に次ぐ暴力だけど、信念を持って行動する大上のかっこよさにやられました! 見たくないところまでしっかり見せつけることによって、作品により感情移入させている点が他の映画(特に最近の邦画)と一線を画しているなぁと思いました 仁侠映画をあまり観てこなかったけど、これを機会にどんどん手を出していきたいと思わされました!
さらに多くのコメントを見るには、ログインしてください!