祈りの幕が下りる時
祈りの幕が下りる時
2018 · ミステリー/サスペンス · 日本
119分
(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会



東京都葛飾区小菅にあるアパートで、絞殺された女性の遺体が発見された。被害者はハウスクリーニングの会社に勤める滋賀県在住の押谷道子。殺害現場であるアパートの住人・越川睦夫も行方不明になっているが、押谷道子との接点が全く見つからず、松宮(溝端淳平)たち警視庁捜査一課の刑事たちによる捜査は難航する。やがて、押谷道子は学生時代の同級生である演出家・浅居博美(松嶋菜々子)を訪ねて東京に出てきたことが判明するも、浅居博美と越川睦夫との間にも接点はなかった。そんな中、近くで発見された焼死体との関連を疑う松宮。その遺品の中には、日本橋を囲む12の橋の名の書き込みがあった。それを知った加賀恭一郎(阿部寛)は激しく動揺。それは、孤独死した加賀の母に繋がるものだった……。
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キャスト/スタッフ
レビュー
350+挿入曲情報

Fukai Kodoku

Haha No Ayumi

Biwako

Fukuzatsu De Toraedokoro No Nai Yama

Shinzanmono - Main Theme

推理
てっぺい
4.0
【二つの意味で激変する視点】 単なるサスペンスではなく、描かれていたのは超重厚な人間ドラマ。子を思う親の絶対愛に、鑑賞後の心に残るズッシリ感。中盤で激変するサスペンスの視点にもハッとする事間違いなし。 ◆ 2010年にスタートした東野圭吾原作の“泣けるミステリー”「新参者」ドラマ&映画シリーズの完結作。監督は「半沢直樹」『私は貝になりたい』を手掛けた福澤克雄。阿部寛は『テルマエ・ロマエ』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞。松嶋菜々子は『リング』で優秀主演女優賞受賞。 ◆ テンポのいいサスペンスなだけかと思いきや、描かれていたのは東野圭吾のもはやオハコとも言える重厚なヒューマンドラマ。『真夏の方程式』を彷彿とさせる、“子を思う親の絶対愛”が描かれている。 ストーリーは恐らく誰が見ても引き込まれる。前半は、テロップで流れを軽快に進めるキレキレのテンポの良さで、話がどんどん進んでいく。中盤に、犯人を追う視点からガラッと変わる“視点の180度転換”でハッとさせられ、そして後半怒涛の人間ドラマに。福澤克雄監督が語っていた通り、見終わった後、心にズシンと重く残るものがある。この、サスペンス→人間ドラマ、真相を追う→真相は○○から繋がる、二つの意味で視点が大きく変わる構成が素晴らしい。 日本橋を映画の(というかシリーズのなんだろうけど)アイコンとしていて、沢山の綺麗な風景や文化、雰囲気の良さが伝わってくる。そして人形焼が食べたくなる!笑。ことこの映画ではその日本橋が加賀(阿部寛)の素性にも関連づけられていて、まあなんとも原作そのものの幾重にもなる伏線の敷き方というか、圧倒的な“原作力”に感服です。天才。 その圧倒的な原作を、前半の超アップテンポな展開ににまとめこんで、後半のヒューマンドラマに重みをしっかり持たせた監督の手腕も、素晴らしいと思う。 松嶋菜々子の熱演っぷりにも注目。追い詰められていく時の焦りと冷静さが混在する絶妙な表情だったり、積年の恨みの相手と対峙した時の目力、本当に鬼気迫るものがありました。 シリーズ全く未鑑賞の自分でも、少しの前勉強だけで十分楽しめました!エンドロールは恐らくシリーズファンにとってたまらないものかと。
naho
4.5
観た後しばらく言葉が出ない。流れの悪い感情が心にずっと留まっている。隙のない配役、熱演、残像が残っている。 殺人は許されないことかもしれないけど今回の場合、沢山の人の欲望や醜い感情そういうものに導かれて一人の人間が殺人犯になってしまったのだと思う。事故に近い。 その殺人犯の心が恐らく一番清らかで尊い。 そう思いたい。 悲劇ではない、愛がある故に苦しんだのだから愛を知らない人よりずっと幸せだ。 自分にも守りたい人がいる。色々考えさせられる。「正しさ」が愛する人を傷つけるなら時に悪魔になってでも守ろうとするかもしれない。 だって世間は「正しい」世の中ではないから。
セイクク
3.5
日本的なサスペンス映画です。 人間関係を絡めたなかなか見ごたえのあるストーリーで最後までじっくり盛り上げていきます。 ちなみに元はドラマらしいのですが、ドラマは未見です。 奇抜な展開はなく、ジワジワ来る感じで日本のサスペンスドラマが好きな方なら高評価かもしれません。 阿部ちゃんも良いですし少女時代の桜田ひよりさんの演技も良いですが、松嶋菜々子の顔のドアップ演技が良いですね。 家族の深さを描いた脚本もなかなかの出来です〜(o^^o)
ぽょん
4.0
ただの殺人事件じゃない 深い愛の話でもある
julian
3.5
ネタバレがあります!!
nacchi
4.0
ドラマ化した新参者の続編です。サスペンスですがヒューマンドラマの要素が強く東野圭吾作品らしさが出ていました。前作観てなくても全然OK。容疑者xの献身、真夏の方程式を彷彿とさせる映画でした。加賀の母親のことが捜査で明るみになるのは可哀想だったけど、人物相関図がこうも交錯していたとは驚きです。清美のお母さんは許されないと思う。でも、清美やお父さんが許されるのかと問われると、答えは出ないです。
ねこlove
4.0
見応えありのミステリー。事件の相関図から、どう繋がって最後どこにたどり着くのか、最後まで見入ってしまった。ラスト、親子の愛に泣けた!
ゆみりん~*
4.0
大好きな新参者劇場版シリーズ3作目の最終章。今回は松嶋菜々子が出演。壮絶な親子の半生が描かれたお話でした。涙無しには見れませんでした。 テレビにてリアルタイム視聴 2度の視聴。 新参者シリーズのファイナル。 阿部寛演じる加賀恭一郎の母親失踪(家出)の理由も明かされます。 松嶋菜々子演じる浅居博美と父親にとある事件が起こりそれをひた隠しに生きてきたが結局1つ綻びができるとそれを隠すために次の悲劇が 起きてしまう。悲しいお話でした。 2020年6月8日 CSチャンネルNECO
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