白いドレスの女
Body Heat
1981 · サスペンス/犯罪 · アメリカ
113分



その年のフロリダの夏は、とくにむし暑かった。事務所を構える弁護士ネッド・ラシーン(ウィリアム・ハート)は、親友で地元の検事であるピーター(テッド・ダンソン)と刑事オスカー(J・A・プレストン)と共に行きつけのコーヒー・ショップに入りびたり、暑さを嘆いていた。その晩、涼しさを求めて海岸沿いの野外ステージをぶらついていたネッドの前を、白いドレスを着た1人の女が通り過ぎた。栗色の長い髪、美しいボディ・ラインをもつその女に、ネッドは思わず目を奪われた。
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きなこ猫
3.0
男を破滅させる魔性の女たちの着る白いドレスは、ファムファタールの代名詞みたいなものだ。白と黒の対比。つまり清純や潔白を表現する白と、心の中に渦巻くドス黒い影の対比である。 白いドレス、それは、愚かな男どもを翻弄する妖艶な悪女の勝負服。デビュー作でいきなり官能的な悪女を演じたキャスリーン・ターナーは、コレ1本でブレイクし、フィルムノワールの歴史に深い爪痕を残しました。
agiraya
2.0
80年代の映画なので若干古臭さはぬぐえない。 物語も凡庸で特出したこともないけど、それなりに最後まで観れたので、そう悪くもないのだろう。
dreamer
4.5
"美人の人妻とうだつのあがらぬ弁護士が織りなす疑心暗鬼の駆け引きを描く、官能と犯罪のサスペンス・ドラマの傑作 「白いドレスの女」" この映画「白いドレスの女」は、うだつのあがらない弁護士が、官能的な美人の人妻と深い仲になり、彼女と共謀して夫を殺害し財産の横領を企みます。 そして、この計画はうまく成功して財産を手に入れますが、しかし----というストーリーで、現代に甦ったファム・ファタールの狂おしい妖しさと、この作品が監督としてのデビュー作となった、脚本家出身のローレンス・カスダンの流麗な演出力が、ねっとりと絡み合った、実に官能的な犯罪サスペンスの傑作です。 「BODY HEAT」という原題通りに、我々観る者の心まで熱くする官能美が立ち込めています。 主人公の弁護士ネッド(ウィリアム・ハート)と人妻マティ(キャスリーン・ターナー)の二人の駆け引き、ネッドの疑心暗鬼、マティに対する疑惑などを幾つもの伏線を張りめぐらせて描き出し、ジワリジワリと真綿で首を絞めつけるようなサスペンスを盛り上げていきます。 完全犯罪だと思われていたものが、ちょっとした計算外のハプニングからガラガラと音をたてて崩れていくまでのプロセスは、まるで謎解きゲームのような面白さに満ち溢れています。 とにかく、緻密に計算されたドラマ構成であり、女の仕掛けた罠にはまってのっぴきならない事態に墜ちこむネッドの姿を、感情というものを一切排して、冷ややかなタッチで描き出したところが、この作品の素晴らしさだろうと思います。 そして、ネッドが白いドレスをまとったマティに出会う最初のシーンが何といっても、とても印象的で、フロリダ南部のうだるように暑い夜の闇の中に、くっきりと浮かび上がる純白のドレス。そんなマティを一目見て、ネッドはすっかり魅了されてしまいます。このシーンの演出は、まさに息をのむような官能的なムードをよく表現していて、実に見事です。 こういう女性の官能的で妖しい魅力と、人間の理性を狂わせるような真夏の熱気を、鮮やかに表現した演出力をみても、ローレンス・カスダン監督は、非凡な才能の持ち主だと思わざるをえません。 純白のドレスが似合う美女が、実はドス黒い心を持っていたなんて、カスダン監督の洒落っ気のあるセンスが光ります。 ネッドとマティのパズルを思わせるような虚々実々の駆け引きを、かなりわかり易く処理して、最後には完全犯罪が失敗に終わった事を暗示して----。 そのあたりの演出は多少荒っぽいなとも感じますが、しかし、全編を通してのスムースな語り口とシャープで非情ともいえる演出感覚が、我々観る者を文句なしに画面にクギづけにしてしまうような、ピリピリとした緊張感をにじませていると思います。 それと、印象に残ったのが、ネッドの友人の検事と刑事の描き方で、フレッド・アステアの大ファンで、いつもアステアの真似をしているダンディな検事(テッド・ダンソン)。 そして、口数のすくない実直な黒人刑事(J・A・プレストン)。 この二人は、親友としてネッドの身を気づかいながら、彼の身辺に容赦なく捜査の手を伸ばしていくという、型にはまらないユニークな人物像として描いていて、この二人の存在が、この映画の大きなアクセントになっていると思うのです。 弁護士のネッドを演じたウィリアム・ハートは「蜘蛛女のキス」でアカデミー主演男優賞を受賞した、演技派の性格俳優ですが、この映画でも正義のためには損得抜きで庶民を守ろうというタイプではなく、むしろ小利口に立ち回って金儲けをしようとする、女好きの、そういう一癖のある人物を生き生きと表現しているところが見ものです。 また、ネッドを色仕掛けで夫殺しの犯罪に引きずり込む魔性の女マティを演じたキャスリーン・ターナーは、妖しい美貌とスラリとした肢体で男を狂わす魅力を、実に魅力的に発散させていて、もう惚れ惚れするほどの素晴らしさです。
眠る山猫屋
3.5
蒸せかえるような夜に。
あおあかダディ
4.0
ある弁護士の男が、白いドレスを着た謎の美人妻と知り合って深い仲となり、やがて密会を重ねるうちに夫の殺害を計画する物語。公開当時、深夜放送A.N.N.中に流れた映画CMが印象深く記憶に残っています。今の時代では比較的単調なサスペンス描写だと感じますが、40年以上も前に本作のラスト展開はなかなか驚愕であった事と思います。
ガーーーン
3.5
最凶最悪ファムファタール登場 お金に対する執着は小川直也をも超える銭ゲバっぷり💰 枕営業も辞さない覚悟で目標達成に臨む姿勢はある意味立派 異性からの評価や価値をキチンと見極めそれを武器にしてる SWOT分析からの見事なプランで成功してるのでマーケッターとしても優秀📑 話運びは追い詰められていく様が見事でさすがカスダンと言ったところ 興味津々からのドンデン度数高めなので衝撃度MAX 全編を彩るジャジーな劇伴が大人感を醸造してる🎷
しじらみ
2.0
昼のレストランが日本の青春映画みたいにボヤッと白飛びしてるのはなんで。
たくじ
3.5
欲にかられてどんなことでもやってしまうチンピラ弁護士役のウイリアム・ハートと、むせかえるような色気を撒き散らして男を手玉に取る毒婦役のキャサリン・ターナーの演技が圧巻でした。 後日「偶然の旅行者」で再共演していますが、見事なまでに違ってますね…😶 俳優さんってスゴイ❗️
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