悪い子バビー
Bad Boy Bubby
1993 · コメディ/犯罪/ドラマ · オーストラリア, イタリア
114分
(C)1993 [AFFC/Bubby Productions/Fandango]



母親の異常な愛情に支配されつづけ、35年もの間一つの部屋から外に出ることのなかった青年バビー。ある日、自らを父親と名乗る男が現れて……。
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soldum
5.0
以前にアプリ内で探したときには無かった気がするんですが…笑 生涯で最も好きな映画の一本。残念ながら国内ではVHSでしか発売されておらず(邦題は『アブノーマル』ダセェ笑)視聴方法に乏しい作品ですがぜひ観てほしい。自分は過去に一度字幕版を観たことがあるので、現在は輸入盤BDを購入してバビー欲を満たしていて、現在最も日本語版のソフト販売を待っている作品。 発達障害で母親に監禁されて育った男がある日突然今まで見も知りもしなかった外の世界に身一つで放り出されるという話で、面白いのはこの導入にも関わらず一般的な意味での「泣ける」ドラマにもサイコスリラー的な話にもなっていない点。 主人公バビーは幼い子供とそう変わらない精神性の持ち主で、関わった人間の良い行動も悪い行動も無邪気に真似ていく。すると今度はコメディのようにも聞こえるのだが、そんな冗談で済むお話ではない。ささやかな疑問がきっかけで猫を猟奇的に殺したり(この時のバビーは「死」を理解していませんが)、その一方で彼を面白がって拾ってくれた音楽仲間たちとステージに立って歌うのを心底楽しんだり、自身の特殊な経験から言語機能に障害のある人の言葉を察して通訳のマネごとが出来たり、誰かを傷つけることも救うことも、自分が楽しむことも無差別に行う。そうしてバビーは少しずつ社会の中で生きることを理解し、その中で自分が何をしていくのかを見つけていく。 泣けるヒューマンドラマでも、背筋凍るサスペンスでもなく、本作は純粋なゼロの状態からスタートした人間が無様にゆっくりと前進していく姿を追った人間讃歌だ。善も悪も知らなかった人間がそんな何もないはずの彼自身の価値観を育て、その価値観に沿って見出したものが美しかったなら、それはきっと、人類の美しさをもう一度信じるきっかけになる。そんな映画。 なんと言っても主人公バビーを演じたニコラス・ホープの怪演が見事。純粋ゆえに狂気的な幼さを持つ男を見事な振り幅の演技で絶妙な説得力を持って演じている。国内ではあまり知名度がない俳優だが、制作国であるオランダではこの演技で94年の映画協会主演男優賞を受賞しており、本作の刺々しくも素朴な人間らしさのある演技がしっかり評価されている。 作品自体も93年のヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞の栄誉に輝いており、単なるイロモノと切って捨てるのは間違い。向き不向きはあるだろうが、映画好きなら一度通っておいて損はない作品だ。
さちゃちゃりーぬ
1.5
35年間も外に出してもらえずという異常な環境で育てられたバビー。かわいそうだし、そんな環境で生きてきたんだからこんなキモくなるのも仕方ないんだろうけど、見てると怖くて無理いいい!ってなってしまって。 見終わった時に、心に響く人には響く作品なんだろうなとは思いましたが、私はそのタイプではなく…。好きじゃないな~って気持ち。 バビー役の人の、無邪気というか狂気というか…ぞくぞくする演技はすごかったです。 2025.7.5
ロアー
4.0
随分前に観て、その時は気力が湧かなくてすっかり感想を書かずに溜めてしまっていたものの、「哀れなるものたち」を観たら今作との共通点も多い映画だったので、ようやく気合いを入れて感想を書くことにした。 35年間母親によって監禁され、狭い部屋の中で育ったバビーが出会った初めての外の世界。まともな会話すらできないバビーは一見すると精神障害者に見えるけど、劇中で出てきたセリフのように「バビーはただ子どもなだけ」。幼児の知能を持った大人が外の世界に出て何を学ぶのか? 母親によって誤った倫理観や情報で育てられたバビーには善悪の区別もつかなくて、ただ母親から"悪い子"として叱られてきた経験しかない。 バビーは自分の言葉で話さず、自分に浴びせられた他者の言葉を使って会話をする。でも、ただオウム返しする訳じゃなく、その状況に合った言葉を過去の記憶から選んで発しているところに、バビーの思考が見えるのが面白かった。受け売りの言葉を吸収して自分の言葉にしていくのも"学び"の形だよね。 バビーの出会った色々な人たちの言葉や経験がバビーを形作って行く...時には宗教戦争や重度身体障害者など、バビーにはどうしようもない問題に触れて泣いたりもする。 共通点が多いと言いつつ「哀れなるものたち」を好きな人に「悪い子バビー」を勧めるかというとそうではなくて、まあ率直に「バビー」の方は汚いからね。ざっくり言うと「悪い子バビー」は、もっと分かりづらくてフェミ要素少なめで汚くてより観る人を選ぶ類のカルトムービーな「哀れなるものたち」です(別物過ぎる)。 主人公はハゲ散らかしたおじさんだし、旅するところも素敵な外国じゃなくゴミ捨て場や留置所。死体も動物虐待もGも出てくるし、エッグタルトなんて洒落た食べ物でもなくてピザ。ただ、ピザに関しては初めて食べたまともな食事がピザだったら絶対ピザ中毒になる。美味しいよね、ピザ。 エッチシーンもそこそこあるんだけど、100kgオーバーのママから性的虐待も受けていたバビーは(正直映画の中でこのシーンが一番しんどい)、ママみたいにでっかいおっぱい以外はダメなおっぱいという性癖になってて、新しいことをたくさん学んだのにその性癖だけは最後まで定着しちゃったのがひたすら可哀想だった。でもまあ、それはそれで良いのかな?うん、本人が良ければ良いか。性癖に正解なんてないし。 散々、汚い汚いと言ってしまったけど(事実なので)、なかなか衝撃を受ける映画だったし、ライブシーンのように激しくめまぐるしい世界の中で、最後にバビーが見つけた真理や安らぎにはちょっと涙が出そうになった。 何より音や音楽が印象的に使われている映画で、普通の映画より音が大きく耳に送り込まれてくる。どうやら音にも相当こだわった手法が使われてるらしく、五感のうち映画という媒体が刺激できる視覚と聴覚にすごく重みを持たせた映画だった。 バビーと共に外の世界で初めて音を知った気分にもなったし、エンドロールに流れる美しい音楽を聴きながら訳もわからず泣きそうになったりもして、映画館で観て良かった。
おぼろぐ
5.0
突然U-NEXTの見放題に登場したので。 何回見ても心がざわざわして 胸がギューっとなる前半30分。 そのあとも善意と悪意が入り混ざる世界に 何度か胸が詰まる感覚になる。 かわいそうとは一切感じさせないとこも好き。 (かわいそうと思わないのは少数派かもだが) 音楽に導かれるとこも 社会(コミュニティ)に混ざっていく過程も好き。 エンジェルの実家でとまどいのなか (とまどいの表情や仕草がうますぎる) Angel come, too?って聞くところが すごく好き。
やきうどん
2.0
ネタバレがあります!!
めるへん
4.0
イノセントおっさん・ミーツ・クルーエルワールド 物語が"始まる"までが少々しんどい所はありましたが、その"しんどさ"こそをキッチリ物語の中で効かせてくるのは非常に上手いなと なかなかの掘り出し物でした
カーズ
1.0
マトリックスのエージェント・スミス似のハゲた主人公が毒母に監禁されてたけど外に出て。。。 何でアマプラ高評価なのかわかんない
やまもと
4.0
後読感(後読感ではないのですが)がめちゃくちゃ良くて、あれだけでかなり観てよかった‼️になれて🉐 全体を思い返すとい、いいのか⁉️⁉️⁉️になりますが、映画って1つでも自分に刺さるシーンがあれば大大大大大満足なのでいい。
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