河(1997)
河流
1997 · ドラマ/ラ ブロマンス · 台湾
115分
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台北。シャオカン(リー・カンション)は街で旧知の女友達(チェン・シアンチー)と再会。映画スタッフの彼女に誘われ、撮影現場に訪れた彼は、監督(アン・ホイ)に目をつけられ、河に浮かぶ死体役に抜擢されてしまう。彼女と一夜をすごした後、彼は首が曲がったままになる奇病にかかっていた。どんな治療も成果はあがらないが、皮肉にもこの病は崩壊しかかっていた家族の交流をわずかながら復活させた。シャオカンの治療のため、マッサージから霊感商法まで様々な治療を続ける両親。だが、彼らはお互いに孤独ゆえに秘密を抱えていた。母には海賊版裏ビデオを販売している愛人がいて、父はゲイ・サウナに通っていた。気づかぬまま、思いもかけず情交に至ってしまう父と息子……。父と共に訪れた先の祈祷師は、「名医を探せ」と告げるだけだった。シャオカンは首を押さえたまま、ひとり空を見上げる。
🌙 抜け殻になっても、感情は消えない
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ざべす
4.0
“首、痛った” という内容の変な映画。 首が寝違えたみたいになった少年。 ゲイが集うらしい(発展場か?)サウナの常連の父親。 違法にポルノビデオを売買している男と逢瀬しているらしい母親。 大きな事件が起こるでもなく、なんとも独特な空気で進む。 ん、けっこう他の作品も気になるかも。 ツァイ・ミンリャン監督もう少し見てみるか。
しじらみ
4.0
冒頭、白シャツ白パン白スニーカーという一番汚れたくない格好で水死体役の依頼を受けるリー・カンションがもうリー・カンションで笑う。(結局着替えていたが。) バイクで転倒する前からリー・カンションがちょっと首に違和感を感じてるのウケる。どんだけ激しいセックスだったんだよと。 そして爆笑の父親との二人乗り。ツァイ・ミンリャンは笑いの間を分かってる。 サウナでヌいてもらったら、それが父親だったというキモすぎる長回しがめちゃめちゃカッコよくて、もはや神々しさすら感じるのも爆笑である一方でキモさもマシマシ。
akubi
4.5
ひとと社会が吐き出したヘドロは、洗ってもこすっても落ちることがなく、いつまでも身体からその悪臭がにおっている。 斜めに構えていないと生きてゆけないみたいに曲がってゆく首。 諸悪の根源を見つけずにいくら捏ねまわしてみたところで、違和感と痛みはますばかり。 家のなかも世界もめちゃくちゃ。弱者は搾取され、なすすべもなくただ雨が上がるのを待つだけ。 どんなに死にたみが強い夜でも、おなかはきちんと空くし性欲だって目覚めてしまう皮肉とともに、今日も夜が終わる。 生きづらいのは夢や希望がきちんと存在しているから。それが自分のものでも家族から押しつけられたものであっても。 だからそれはそのカタチを変えてでもいつか、晴れた雲の隙間から射すあたたかい光のように、きっとあなたをつつむでしょう。 凪ぎの諦念。新たな希望。あるいはこの世界からの逃亡。
ぞうのみみ
4.5
風俗、雨漏り、AV…登場する場面やモチーフはとても現実的で生活感があり俗的。なのに不気味で非日常的な作品だった。映画なのに全く煌びやかじゃなく生々しくて泥くさい。
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