さよなら渓谷
さよなら渓谷
2013 · サスペンス/ドラマ · 日本
116分
©213「さよなら渓谷」製作委員会



都会の喧騒から離れた緑が覆う渓谷で、幼児が殺害され実母が犯人として逮捕されるショッキングな事件が起こる。母親の逮捕により事件は解決したかに見えたが、一件の通報により、この渓谷に住む尾崎俊介(大西信満)がこの母親と不倫関係にあったことがわかり、俊介に共犯の疑いがかけられる。通報したのは俊介の妻・かなこ(真木よう子)であった。取材に当たっていた週刊誌記者の渡辺(大森南朋)は、かなこが俊介を告発したこと、二人が必要最低限の物しか持たず、まるで何かから隠れているかのような生活をしていることにひっかかりを感じる。調べていくうちに、渡辺は二人を結びつけている15年前の罪に行きつく……。
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隣の唐十郎
3.0
あなた達に私達の何がわかるって言うんですか? [子殺しの母親]で世間を騒がせる報道 その近所でひっそりと生活する夫婦には秘密があった… 15年前の集団暴行事件の被害者と加害者 なぜ二人は共に暮らしているのか? 他人には全く理解できるはずがない男女の関係は[憎しみ]と[贖罪]だけでは成り立たない。 他人は勝手なイメージを押し付けるもの。 傷つきながら、人生の谷間に追い詰められ身を寄せ合う二人は流れ着いた木の葉のように儚く🍃どこか美しい。
Shou
3.0
実験的な映画に観えた。被害者と加害者が共に生活をするとどうなるのか。 あらすじを読むと、全く理解できない2人の関係を、映像として表現したことがすごい。文章で表現するより、すごく難しいことなんじゃないかと思う。 誰も救われない映画だけど、これを作ろうとした意気込みに心を打たれるものがありました。
Schindler's Memo
4.0
この監督の過去作は、どれもこれも焦点が定まらない感じで、何をしたいのかも解らなかったし、評論家にそこそこ受けが良いのも全く理解できなかった。 しかし本作は、突然変異の様にきちんと焦点が定まっていると感じる。恐らく、圧倒的に原作の力であろう。 主人公の二人は、過去の犯罪の被害者と加害者であり、お互いに「不幸せになるために」一緒になっている。お互いの欲望をお互いに奪取するかのような、ひたすらな性行為に耽り、生活を共にするという行動により、男は過去の自身の罪を許さず、女の方でも男の罪を許さない・・という、もはや想像を絶する関係である。 このような関係であるから、隣家で起こった幼児殺人(実際に秋田で起こった幼児殺人がヒントであろう)を機に勃発する、この二人にとっての「事件」は至極当然であり、常人には理解できないこの行動を説明するために、映画はこの二人の過去を遡り、それを取材する記者の夫婦関係、それも崩壊寸前の関係をフラッシュする。この構造に唸ってしまった。 ラストで主人公二人と記者夫婦の道行きが示されるが、つまりは、一応は幸せを求めている方は何とかなるようになり、求めていない方は「決心」するということになる。 そういう意味では、真木よう子扮する「かなこ」のハードボイルド映画ともいえると思う。この「女の覚悟」みたいなものに焦点を合わせているのが凄いと思った。
松井
3.5
大森南朋の居酒屋で「単純にすんなよ」が印象的
涼音
4.0
とても難しい作品でした。性犯罪は女性として最も許せない犯罪です。だから被害者が加害者と共に生活しているのは理解できません。でもそれほどまでに彼女は追い詰められていた。もうそこでしか生きることができなかったのだと思います。加害者も自業自得ですが苦しんでいて、彼女の傍にいて『償う』ことで救われていたのかもしれません。ただ、彼は彼女を愛していて、そのことに最後になって気がついたのかなと思いました。そう思うと、彼はずるいですね。自分の行いのせいで一人の人間のすべてを壊したのに、自分は結局彼女に甘えている。彼女のこれからの人生に少しでも光が射してほしいです。
ケロンボ
284
misa
2.0
暗い。重い。だけどそれはこの類の事件を描けばしょうがないと思う。 あらすじだけ読めばなんで殺したい位憎い加害者と!?と理解できないけど、思ったよりも深かった。 決して愛してあってる訳では無いし、許した訳でもない。何度も人生に絶望して、何度もドロップアウトしかけて、最後に辿り着いた場所という当事者にしかわからない感情なのかな。むしろ当事者にさえわからない感情だからこそこの結末なんだろうなと。
いやよセブン
3.5
かなこ(真木よう子)と俊介(大西信満)夫妻の隣人の女性が、息子を殺した疑いで逮捕される。 マスコミは一旦、引き上げるが、俊介が事情聴取を受けたことから、新しい展開を見せ始める。 真木よう子の熱演が見ものの一編で、人間の複雑さには説得力があった。
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