ファスビンダーのケレル
Querelle
1982 · ドラマ · 西ドイツ, フランス
108分
©︎Gaumont - Planet Film 1982



駆逐艦「復讐号」がブレスト港に入港する頃、波止場の城壁の上にある淫売宿「ラ・フェリア」の女主人リジアヌ(ジャンヌ・モロー)は情夫ロベール(ハンノ・ペッシュル)に、あなたそっくりの弟が訪れると予言する。水夫達の逞しい肉体を見つめる上官セブロン(フランコ・ネロ)は、中でも殊に美しいケレル(ブラッド・デイヴィス)への思いを密かにカセットに録音して自分を慰めていた。
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zoeze
3.0
キラッキラでオレンジがかった幻想的な画面の中で悶々とギラつく男ども。 閉ざされた箱庭的な港町のセットは『ファイトクラブ』顔負けのサブリミナル効果で男性器を刷り込んでくるし、とにかくすぐにナイフ抜くし、何かもう生きるためには飯食わなきゃレベルでどいつもこいつも直情的で生存本能に忠実。
akubi
3.0
愛してしまう自己否定の苛立ち。秘密と劣等感が愛を隠し殺してしまう。神聖であるべき想いまで、ぼくらは磔にしてしまっていいのだろうか。上書きするために犯す罪。男を愛してしまったこともひとを殺めたことも、もう後戻りなんてできやしないのに。ほら。空が泣いている。赤い血を流して。 まるで夢のような幻想に抱かれて。或いはここは桃源郷。男たちが自由に愛をしる場所。ユートピアから駆逐された可哀想なものたちの。
3.2.1.0
2.5
ネタバレがあります!!
rmh.
3.0
グザヴィエ・ドラン監督関連の記事で知った、夭折したファスビンダー監督作品を観てみる。 クィア映画製作の第一人者?だったかな。 これは観なければならない、と。 結論から言うと、面白かった。 いろんな意味で。 まず普通の映画作品ではないところ。 舞台と映画を混ぜたような作品だった。セットは完全に舞台なんだけど、カメラアングルは映画っていう初めて観るタイプだった。 演技はやはり映像にするから、映画の演技かな。 カメラアングルもとても斬新で、こんな古い作品なのにすごいなと思った。 ムキムキ水兵さんたちがたくさん出てきて、同性に対する不思議な感情をどう受け止めようかそれぞれに考えて感じるという根底にある題材の上に、殺人事件が絡んできたりする。 途中、名作の名台詞やナレーション的な文章も出てきたり、ちょっとなかなか初見だけでは理解しきれない部分はあった。 でも思ったのは、モーリスとの共通項として同性同士で惹かれ合う感情の根底は「友情」であるところだった。 なるほど、この年代ではそう描かれるのか!と妙に納得した。 とても官能的でミステリアスな雰囲気が漂う作品、また観直したい。
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