主戦場
Shusenjo: The Main Battleground of Comfort Women Issue
2018 · ドキュメンタリー · アメリカ, 日本, 韓国
121分
(C)NO MAN PRODUCTIONS LLC



あなたが“ネトウヨ”でもない限り、彼らをひどく憤らせた日系アメリカ人YouTuberのミキ・デザキを、恐らく知らないだろう。ネトウヨからの度重なる脅迫にも臆せず、彼らの主張にむしろ好奇心を掻き立てられたデザキは、日本人の多くが“もう蒸し返して欲しくない”と感じている慰安婦問題の渦中に自ら飛び込んでいく。慰安婦たちは性奴隷だったのか?強制連行は本当にあったのか? なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか? そして、日本政府の謝罪と法的責任とは……? 次々と浮上する疑問を胸にデザキは、ジャーナリストの櫻井よしこ、弁護士・タレントのケント・ギルバート、女たちの戦争と平和資料館事務局長・渡辺美奈、歴史学者の吉見義明など、日・米・韓でこの論争の中心となっている人物たちを訪ね回った。さらに、おびただしい量のニュース映像と記事の検証と分析を織り込み、イデオロギー的に対立する主張を反証させ、精緻かつスタイリッシュに1本のドキュメンタリーに凝縮。映画はこれまで信じられてきたいくつかの“物語”にメスを入れ、いまだ燻り続ける論争の裏に隠された“あるカラクリ”を明らかにしていくが……。
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れお
5.0
まず率直に、私たちは受け身でいる限り、情報に翻弄されるばかりで真実なんか分かりっこないってこと。殊更、慰安婦問題のように長期に渡って問題視されている事案は、知ろうと思って動き出しても掴めるのは手がかりだけ。長年の間に様々な解釈や関係者の思惑がどんどん世の中を上書きしているから、それだけにことが複雑だ。わずかな手がかりから真実を見つけるのは本当に難しい。況してやその手がかりが真実を表しているかどうかさえもどんどん深掘りしていかなくてはたどり着けない。 もう本当に私は何を信じれば良いのか分からなくなってしまった。おそらくマスメディアだけを情報源としているのみでは真実から程遠いと思う。もう専門家にあちらこちらに自分の足で聞きに行くほかないのかと。 私は20歳になったばかりの大学生だ。映画内のおそらく同世代の子へのインタビューで慰安婦問題について聞いたこともないという日本人がいた。それには思わずびっくりだった。内容は分からずとも言葉くらいは聞いたことあるだろうと。それだけ無関心なんだなと。私は人のことを言えるほど政治に正直詳しくない。この映画を理解しようと思っても分からないところだってたくさんあった。知識が足りなすぎる。でもそれ以上に皆無関心すぎると思う。確かに私たちには直接は関係ないかもしれない。でも関心を持たないと慰安婦問題に限らず様々な場所で置いていかれる、騙される、それこそ何が正しいか分からず情報に翻弄されるばかり、オーバーに言えば操り人形にさえなってしまうと思う。 政治に関心があるとガツガツ表に出してしまうと、確かに今の日本じゃ同世代のうちで浮くことが多いかもしれない。でも、それでも、自分の日常に近いことだけじゃなくて、自国の歴史とか報道されてることについて自分の中で考える習慣をつけたいと思う。 きっとこの映画では紹介しきれなかった事実がもっと本当にもっとたくさんあると思う。情報の一部だけをとらえるのではなく、多岐にわたる教養をつけてさまざまなアプローチをできるようになりたい。 今回知った慰安婦問題の事実について、知らなかったことがたくさんある。逆に言えば知ったことがたくさんあった。おそらく20万ていう莫大な数ではないにしても絶対1人は自分の意思に反して慰安婦になり苦しい思いをした方がいるのは事実だろう。事は単純じゃない。嘘をつかなければならない状況、真実を言えない状況、外部からじゃ計り知れない何かがきっと彼女たちを苦しめているんだと思う。 なんというか、まとまらないけれどとりあえず備忘録。
それはうちの猫の名前だし。
4.0
「中立でなければ優れていない」という考えはもう捨てた。 @京都シネマ
ジュネ
2.5
2019年104本目はユーチューバーとしても知られるミキ・デザキ氏が、慰安婦問題について関係者に取材を繰り返し編集したドキュメンタリー『主戦場』。 戦場の言葉にふさわしくミキ・デザキ氏のベラベラとまくし立てるようなナレーションに乗せ、次から次に対立する関係者たちが現れては時に過激な言葉で持論を展開します。これだけの人に取材を重ねて一本の映画に仕上げたことは単純に凄いと思いますし、その熱意は買うべきでしょう。 しかし、中身はかなり監督自身の思惑・偏見によるところが多く、慰安婦問題を考えるきっかけとするには取扱注意な代物です。劇中には杉田水脈を始めとした極端な国粋主義者が数多く登場しますが、そんな人たちにインタビューを取ったところで冷静な意見など聞けるはずもないのは分かりきったことです。 ところが、それがあたかも保守主義の総意であるかのように描かれていますし、インタビューの切り取り方も悪意に近いものを感じてイマイチ入り込めません。終いには慰安婦問題の形を借りた安部政権や自民党・アメリカ批判へと矛先が変わってしまい、問題の本質がブレているのもかなり変だと思います。 ドキュメンタリーと言えど作り手の脚色や意図が混入するのは当然のことですし、その虚実の境目を楽しむのがドキュメンタリーの見所でもあるんですけれど、ミキ氏は映像作家と呼ぶには些か中立の観点を欠きすぎている気がしました。 この映画を最も見るべきなのは途中でこれまた悪意丸出しで出てくる、慰安婦の言葉すら知らない無知な若者たちのはずですが、彼らが見終わった後に偏った意見や知識に影響を受けてしまうのではないかと心配でなりません。
松井
5.0
ゲー出そうになるけど観るべき
ハナ
5.0
ファクトチェックの成されている様子を見ながら安心して座っていられるドキュメンタリー最高。どうして他人の容姿を否定して紙袋を被せると笑っている人は自らを天秤には載せないのか。他のドキュメンタリー観てた時にも思ったけど、極端な意見を述べる者はみんなコピペしたように同じ事いうのね。そしてそれが正しい情報かは全く調べていない。欲しい所しか切り取らない。みんな同化してて個性なんて無いし、人間性も誰かのコピペ。神社とか元から好きじゃなかったけど、お金は落とさない。靖国神社は何もない日でも、コスプレした人がいたのを思い出した。日本の技術を誇る人は、なぜそれが自らのアイデンティティになるのだろう。お前何もしてないだろ。空っぽだからかな。ハッピーアワーの鵜飼かな。でも結局それは自分は救われないよ。なんだか寂しくなってしまった。歴史を省みない人間は成長しない裏付け。こんなに綺麗にまとめてある信憑性抜群のドキュメンタリーもっと大きく公開して欲しい。義務教育の歴史の授業が全く楽しくなかったのは、こういった理由もあるのかも。
r630b@hotmail.com
3.0
今起きている事をわかりやすく整理してくれた映画。 真のインテリジェンスがない世代は害。
Taul
3.0
『主戦場』鑑賞。テンポよい抽出映像と語りのYouTuber感覚で論点を分かりやすく従軍慰安婦問題を取り扱う。インタビュー映像は人の浅はかさが印象的。右派左派で人の向きを変えてると思ったが例外もあった。監督の昔の動画も見たが2周くらい回ってここに行き着いたのか。題材もだが切り口が興味深い。
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