セントラル・ステーション
Central do Brasil
1998 · ドラマ · ブラジル, フランス
111分



リオの中央駅で代筆屋を営む中年女ドーラ(フェルナンダ・モンテネグロ)の所へ少年ジョズエ(ヴィニシウス・デ・オリヴェイラ)と母親がやって来た。だが父親への手紙を依頼した直後、母親が交通事故で急死。ドーラは行き場を失ったジョズエを家に連れ帰り、翌日彼を養子縁組斡旋所に売り渡した。しかしそこが臓器売買組織だと知って慌てて連れ戻し、住所を頼りに父親探しへ旅立つ。途中で無一文になりながらもジョズエの機転で切り抜け、父親の家にたどり着く。そこにはジョズエの腹違いの兄達が行方不明の父の帰りを待っていた。翌朝眠っているジョズエを残し、静かにドーラは立ち去る。
🌇朝に出会い、夕暮れで恋になる
「サンライズ・サンセット」都度課金開始✨
🌇朝に出会い、夕暮れで恋になる
「サンライズ・サンセット」都度課金開始✨
ぴよそら
3.5
最初ドーラがひどすぎて観るのをやめようかと思った。でもジョズエが可愛くて見続けて…良かった! ブラジルの様子や火祭りなど、珍しい光景ばかりで感慨深い。日本とあまりにも違う。いや、日本も昔はこうだったのかな? 親が事故死してひとりぼっちになった子を国は見過ごす。たまたま出会った優しい人が手を差し伸べる。でも出会えなければ… 暗い世情だと思うが、意外と人々が明るい。国民の気質か信仰のせいか…? 決して善人ではないドーラだけど、二人の交流は心暖まり涙した。 良い映画でした。
cocoa
3.5
原題は「Central do Brasil」。 1998年製作のブラジル映画で、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた作品です。 ブラジル、リオの中央駅で代筆業をしている中年の女性ドーラ。 ある日少年ジョズエが母親と来て手紙を依頼。 翌日、ジョズエの目の前で母親が事故死。 一度はジョズエを養子縁斡旋業に売ったドーラは臓器売買組織と知りジョズエを取り戻す。 そしてジョズエを父親のもとに連れて行くために二人の旅が始まる…そんなストーリー。 人の多いセントラル・ステーションの風景にまず圧倒された。 多くの人々が行き交う雑踏のようなホームや駅舎から流れ出てくる日常風景。 その広場で代筆業を営むドーラは決して善人ではない。 文盲の人々の気持ち溢れる言葉を淡々と手紙にしてお金を取る。 一回、1レアル。 当時は112円ほどだったが翌年から貨幣価値が暴落したはず。 ドーラは預かった手紙を捨てたりタンスに入れっぱなしで投函しない。 ジョズエは最初は反抗的でドーラに対しても信頼していない。 ストリートチルドレンになる運命だったが2人でバスに乗り、遠く父親の住む地へ向かうのですが、ここでも紆余曲折な出来事だらけ。 親切なトラックドライバーに助けられたと思ったら、ドーラの女心に気づいて置いていかれる。 一文無しになった2人は途中でキリスト教の火祭りのような広場に行き着く。 ジョズエの提案で「聖母や家族宛に」と代筆業を始めるドーラ。 代筆を頼む人の幸せそうな表情がとても印象的だった。 最後に行き着いた父親の住まいには父親はいなかったが兄弟がいた。 大工の仕事を引き継いでいる兄に安心するドーラ。 そして父親からジョズエの母親アンナに向けて書かれていた手紙を読むドーラ。 安心してそっと家を出たドーラのバスを追いかけるジョズエの姿にも感動。 バスでジョズエに手紙を書き涙するドーラの姿も良かった。 一筋縄ではいかない性格のドーラだったがジョズエとの旅で何かが変わったはず。 父親の帰りを兄弟と待てるジョズエの幸せも祈りたくなった。 文盲率が高く貧しい人が多いと言われるブラジル。 画面いっぱいに溢れる躍動感や道中の埃っぽい風景も味わい深い。 音楽も印象に残るじんわりとするロードムービーでした。
bluewater
2.5
プレミアムシネマ! ブラジル映画
amber99
3.5
ずっと見たかった映画、サブスクもレンタルもなく諦めていたが、NHKBSの放送で見られた。 知らないブラジルの風景や人々の暮らしがあった、ひどいおばさんと孤独な少年のロードムービー、じわりとくる。2人のこれからはどうなるんだろう、いい余韻が残る。
いやよセブン
5.0
リオデジャネイロの中央駅で代書屋をやっているドーラ、お金を貰っても出さずに捨ててしまう、いい加減な商売をしている。 ある日、子供連れの女性が遠くにいる夫への手紙を依頼した直後、交通事故で死んでしまう。 何処も行く当てのない残された男の子ジョズエを引き取り、海外への養子を斡旋している業者に渡し、お金を貰う。 しかし、友人から「あそこは臓器売買をやっているので殺されるかも」と教えられ、心配になったドーラはジョズエを奪い、リオから逃げ出す。 行き先は、手紙の宛先にある1000キロ以上離れたところ、ジョズエが憧れている父親が住んでいるところだ。 いつもいがみ合う二人だったが、所持金も底をつき、万事休す、となったときジョズエがドーラにあるアイデアを出す。 余韻の残るいい映画です。 それにしても、本当は手紙にはなんて書いてあったのでしょう?
Atsushi
3.5
自分が辛かったときこの映画を見て心が楽になったのをよく覚えてる。この映画のおかげで今がある。人と人のきずなの映画。
maco
見ている最中
素敵な映画だった。ドーラもジョズエも、自分が生きていくのに手一杯で、けして根っからの善人というわけではない。でも悪人にはなりきれないし、傷ついた人に寄りそう優しさは捨てられなくて、それで苦労もする。たぶん世の中のほとんどの人はこういうふうに生きている。地球の反対側のロードムービーだ。
Hiroshi Naka
4.5
96点
さらに多くのコメントを見るには、ログインしてください!