効果音技師の克彦と純子の夫婦は、郊外の一軒家につつましくも幸せに暮らしていた。しかし、純子には“霊”を感じる特殊な力があった。ある日、少女誘拐事件が発生した。だが、身代金受け渡しに失敗した犯人は逃走中に事故で意識不明となり、少女も行方不明となってしまう。そんな折、純子の力に興味を持つ大学院生・早坂を通して、警察が彼女に協力を求めてきた。純子の力で、少女の行方を探したいと言うのだ。