코멘트
2019年82本目は大ヒットコミックを映画化した『キングダム』。監督は最近マンガ原作ばかり担当させられているものの、『アイアムアヒーロー』など定評も高い佐藤信介。 中国で大々的にロケを行ったというだけあり、日本映画では破格のスケールだと思いますし、マンガ原作の映画にしてはそこそこ破綻もなく上手くまとめきったなぁという感じで、佐藤監督の手腕には唸らされます。これ以上のものを出せって言う方が高望みじゃないでしょうか。 ただキャラクターの造形があまりにも「マンガ」的で、実写にした時の違和感が消えないという点は他の作品と全く変わらず、これを「原作通り」と喜ぶか「実在感なさすぎ」と抵抗を示すかは観客次第です。 例えば大沢たかお演ずる王騎将軍は実際に演じて見せるとただのオカマみたいで迫力も感じません。また、明らかに役者陣の演技力が足らない面も見受けられ、主演の山崎賢人演じる信は「っつてんだろ」「ああん?」「やってやろうじゃねえか」などとイキッた口調を繰り返すヤンキーにしか見えず、途中まで茨城の暴走族「禁愚堕無」が関東掌握を目指して鈴蘭高校に攻めいる『クローズ』最新作なのかと勘違いしてました。 ところが逆に長澤まさみ演じる山の民の族長は彼女の凛とした表情も相まって本作最大の美点となっており、悪いことばかりとは決して言えないのですが、監督がキャスティングからディレクションに至るまで全てを任されていたならもっと…と思ってしまうのでした。
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