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家族を亡くした過去を背負っている初老の男と事情を抱え身元を隠している青年。 そんな2人が出会い人生を模索する…そんなお話。 是枝監督の育てた女性監督、広瀬奈々子さんの初作品とか。 木工所を経営する哲郎(小林薫)がある日、川辺で倒れている青年(柳楽優弥)を見つけ、家で世話をし仕事の見習いもさせる。 青年は「シンイチ」と名乗り、偶然にも哲郎の息子の名と同じだったのでさらに親身になっていく。 しかし、「シンイチ」には離れた場所に両親もいるし、ある事から逃げてこの土地にやって来たらしい。 それにしても柳楽くんは本当に良い役者で作品は追っていきたい俳優です。 (苦手なジャンルはパスするけど) 14歳の時の「誰も知らない」の時の何とも言えないはにかんだ表情は大人になっても健在で、今回も台詞の少ない序盤から目を離せなかった。 厳しいことを言えば脚本がちょっと曖昧で、「シンイチ」が東京から来たのか…(免許証は新座市になっていた)。 「こんな田舎の土地になぜ?」と言われていたが近くの大学に通っていたとか、近くのファミレスでバイトをしていたとか。 そもそもバイト先の火災は彼の責任がどれだけあるのか…、いろいろハッキリした描写はなかった。 ただ、息子を失った哲郎の親切心がだんだん「シンイチ」を追い詰めているようで複雑な気持ちになりました。 監督は人生に躓いた若者を描きたかったそうですが、結局ラストは振り出しに戻ってしまった印象です。 もちろん「シンイチ」が本当の名前「光」を名乗ったのは小さな救いだったし、そして「光、お前が必要なんだ!」と叫ぶ哲郎の気持ちもよく分かる。 (そう考えると再婚はまだ早いのか…) ラストの踏み切りの上がるシーン、柳楽くんの表情は何とも言えない複雑な感じで「夜明け」から連想する希望は感じられなかった。 火事の罪がどれだけ彼にあるのだろう。 ガスや引火はあくまでも不幸な偶然もあっただろう。 自分のせいで救えなかったと言う思いを彼が一生背負うのは気の毒すぎる。 (作品からははっきりした真実が浮かび上がらないのであくまでも推測上ですが) あぁ、それでも柳楽くんの演技には満足です。 ぶっきらぼうな愛情の押し付けをする小林薫さんも良かったです。
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