코멘트
隣の唐十郎

隣の唐十郎

6 years ago

5.0


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조커

영화 ・ 2019

평균 3.8

〈高まる気持ちレビュー〉 ようやくチケットを押さえた。 期待と不安で変になりそうですが、あと数日の辛抱である。 ………………………………………………………………… 〈鑑賞後のレビュー〉 暴力的で悲痛でしたね。ホアキン・フェニックスの悲鳴のような笑いが心に刺さります。踏み付けられながらもがく人間の叫びですね。痛いです。 これはコミック映画の体裁をとった人間ドラマです。笑えない人生を歩んできたからこそ笑いを求める…でも全く受けない。完全なる悲劇です。自嘲的に我が人生は喜劇なり!と叫ぶのはいいけど他人から[お前の人生喜劇だね]って指摘されたらどうでしょうか?[笑い]って切実です。人を怒らせるのは簡単ですが、笑わせるのって本当に難しい。誰かを笑わせたら誰かを怒らせる事もあるし(ネタって難しい)。チャップリンも言ってたように[笑いとは愛]だと思うんですね。誰かをオトしめてあざ笑うのは最低の暴力です。みんなを笑顔にしたいなら人を思いやる心の強さが必要です。でも病んだ社会に生きるアーサーは精神がボロボロで自分を含めて誰を救う力もありません。だから、コメディアンとして全く面白くないのです。 私はアーサーからは[狂気]は感じませんでした。 決してオトしめる意味でなく重度な[病気]にしか見えませんでした。早急に治療が必要なレベルです。でも腐敗した社会では弱者は見捨てられるんですよね。アーサーがあまりにも特異過ぎて、鑑賞前に心配されたような、感化されて犯罪に走るような人は出ないだろうと思いました。日本では。(アメリカでは暴動が起こるかもですが) さて、コミック的な視点で見ると…私の大好きなノーラン版バットマン的なリアルな作風(というレベルでは無いくらい現実社会を描いてます)。 アメコミは作家ごとに作風が違うからこれはこれで有りなのかなぁ…と思わないでもないんですがJOKERであるからには[バットマンの宿敵]という特性が不可欠なわけで、完全なる社会の被害者であるアーサーはバットマンと対立するような存在では有りませんし、だいたいこの世界観で登場するバットマンが想像出来ません。もしアーサーの前に武装したバットマンが立ち塞がったら、そっちの方がはるかに狂気だと思います。笑いの要素が全く無いキック・アスみたいな人物でしょうか?本作にもウェイン家は登場しますが、あくまでバットマン世界のアイコンとしてで原作ファンへのサービス程度の意味では無いかと…次作でバットマンvs〜みたいな展開になったら壮大にズッコケると思うんですが…(確か、シリーズ化は考えてないんでしたね。)そういう意味では従来イメージの悪役誕生の物語とは言えず失格でしょう。ただ、今回のアーサーがJOKER個人として非力で矮小化された存在とも思わなくて、むしろノーラン版JOKERが社会の混沌を象徴していたようにアーサーは[JOKER現象]という社会問題そのものになったと思うのです。これはバットマン個人の力で倒せる相手では無いから相当厄介ですよ。 実体の無い敵の前ではヒーローは無力です。 ヒーロー無きヒーロー映画は実社会の問題をむき出しにしています。脅威としてのJOKERは描けているけどバットマンの宿敵としては成立していない。あ〜全く笑えない。でも、この映画好きだ!