코멘트
ジュネ

ジュネ

9 years ago

4.0


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디 아더 선

영화 ・ 2012

평균 3.5

この時期日本映画界では『そして父になる』が大ヒットを飛ばし是枝監督も数々の賞を受賞していましたが、全く同じ題材でイスラエルから優れた本作が公開されていたことはほとんどの人が知らないでしょう。 ところがこちらの「入れ違い」は更に深刻であり、なんと登場する二人の息子はイスラエル人とパレスチナ人なのです。ゆえに「間違ってたんですね、じゃあこれから僕には二人のお父さんとお母さんがいるんだね」と簡単に解決できる話ではない。お互いが何年もの月日をかけて憎しみいがみ合い、同胞や親族を戦争で亡くしているわけですからそう易々とは受け入れられません。 劇中ではそんな驚愕の事実に周りの人間が動揺し憤慨していくなか、当の息子二人は困惑しながらもなんとかお互いに交流をはかろうとします。そして彼らの努力や歩み寄りを目にして周囲も変わろうとしていく。この過程が非常に丹念に描かれており、素朴ではあるものの真摯な作り手の姿勢を感じました。 問題がすぐに解決することは決してないと思いますし、本当の家族になるのにも何年もの時間がかかるのでしょう。過去に犯した過ちを映えある次の世代には2度と繰り返してほしくないという、製作陣の託したメッセージが聞こえてくるような、とてもいい映画でした。