
アリちゃんパパ

어떡할래 이에야스
평균 3.3
徳川家康の生涯を描いた大河ドラマです。 泣き虫、弱虫の若き家康像を古沢良太が実に鮮やかに描いています。「どうする家康」というキャッチフレーズが勘所で見事に使われており、痛快です。 流石大河だけに今の日本ドラマ界に望みうる最大のスケールで描かれた戦国絵巻が迫力満点!今後が楽しみです。 弱虫家康を松本潤が好演しており、多分一年間立派に家康を演じ切ることでしょう。小悪魔的な瀬名を有村架純が生き生きと演じており、近年の彼女の成長ぶりが顕著に見られます。松重豊を筆頭とする家臣団、信玄を演じる阿部寛、今川義元を演じる野村萬斎等々のベテラン俳優陣も流石です。 ☆第2回 初回を超える圧倒的な神回となりました。まずは岡田准一の織田信長の破壊力に圧倒され、先祖代々松平の主君を守って討死し、自分も先祖同様に殿を守って死にたいと涙ながらに語る本多忠勝の姿に感動し、最後には堂々とした松本元康にジーンと来てしまいました。脚本、演出、演技とも満点の出来です❗️ ☆第12回 今川氏真に焦点を当てた今回は、心に沁みる良い出来でした。 武将としては今ひとつだった氏真の苦悩を溝端淳平が好演していました。これまで彼は、明るく良い人キャラばかりを演じてきましたが、本作で漸く俳優として開花したようです。 ☆第45回 徳川家康生涯最悪の悲劇「築山殿始末」を描いた中盤の山場です。 信長に対する謀反の企てが発覚します。これまでは築山殿は悪女としてのみ描かれてきました。しかし本作では戦さのない天下を夢見た女の乱を企てたとして描かれています。真偽はともかく築山殿の生き様、死に様には胸に迫るものがありました。 やはりこの回では、有村架純の入魂の演技に心を奪われてしまいました。それに引き換え松潤家康は、単に泣き喚くだけの短調な演技に止まっており、役者の格としては有村架純に大差を付けられてしまいました。 ☆最終回 大坂の陣から家康臨終までを描いた最終回です。 臨終の床に伏した家康が若い頃に戻って、瀬名や家臣達と再開するという設定でしたが、少々白けてしまいました。 松本家康を最終的に評価すると平凡の一言に尽きます。天下人家康の生涯は、常人の想像もつかない苦難に満ちたものであったはずなのですが、本作の家康は、最初から最後まで松潤の枠内を超えることのない平凡なものだったというのが僕の結論です。