
meme

카츠라기 살인사건
평균 3.2
しんどいことこの上ない。最初から最後までしんどかった。 あの「池田小事件」をモデルにした作品ですが、犯人ではなく、犯人の父親にスポットを当てています。 家族ってなんでしょうね、本当に。 ▼ 強固で自己中で暴力的な父親の支配下に、美しくも弱い妻、真面目で優秀だけど人間関係がうまくいかない長男、どこか他人とは違うまま育ってしまった次男がいる。 この次男が「池田小事件」の犯人なんですね。 アルバイトは長続きせず、いつか一発逆転してやるが口癖で、家庭内暴力を振るって暮らす日々。 長男はそんな弟や父親から目を背けたかったのだろう、自殺をしてしまう。 それを機に元々壊れていた家族はさらなる大崩壊へ。妻は精神病院へ入院、次男は無差別殺傷事件を起こして死刑となる。 ▼ 父親が全ての元凶くらい、見ていて1ミリも気分の良くなる人物ではなかった。 というか、登場人物全員、誰にも感情移入はできないし、しなくていい。 自分以外の人間は全て他人だな、と思わされた。同じ家族でも分かり合うことは不可能なんだと。だから、こうゆう人たちが世の中にいるんだという目線でしか見れなかった。 こんなにチグハグなら、バラバラになっちゃえばいいのに、とも思うが、「家族」になったら「家族」という箱に収まるしかない苦悩もわかってしまう。 ▼ 印象的なシーンがある。 母親が家を飛び出し、アパートで次男と暮らし、そこに2人を探していた長男が現れる。 古い狭い部屋で小さなテーブルを3人で囲み、最後の晩餐なら何を食べるか話している。 ここが一番「普通の家族」のようで、みんな上手くできるじゃん、幸せってあるんじゃないかと、錯覚してしまうシーン。切ない。 結局、父親の乱入でまた壊れてしまうのだけど。 ▼ 最低最悪な父親と思いつつも、最初からそうじゃなかった。 家族のために働き、一軒家を建て、子供達が健康で育つように願掛けとして植えたミカンの木がある。 完全なるフィクションではなく、実際にあったということが、私にとっては大きな意味を持ち、見ていて辛かった。 どうしてこうなったのか、なんでこうなったのか、いつからこうなったのか、誰も軌道修正できなかったのか。 私はただ画面を眺めるしかなかった。 ▼ キャストについて、父親役の三浦友和が、ひっどい父親を魂で演じていて脱帽。 長男役の新井浩文もとても良かった。真面目な性格が故の生きにくさを体現していた。 そして、次男役。 大衆演劇出身という若葉竜也、すごかった。彼の演技は初めて見たのかもしれないけど、他の作品も見たくなった。