코멘트
「自分の世界が終わっても。」 27歳という若さの鬼才グザヴィエ・ドランの最新作。以前から人を選ぶ傾向のある作品が多かったが今作は極め付けではなかろうか。 とにかく台詞の応酬だけで物語を読み取れ的な映画で、ハッキリと分かる情報は主人公ルイが余命幾ばくもない状態になったので、12年振りに家族の元へ帰り伝えようとしていると言うコトだけ。家族は多くを語らないので、後は台詞や演出、機微の表情や、微妙な距離感とかを見てるあなたが感じ取りなさいよ、的な感じ。 なんか粗筋だけ見ると感動の再会や別れみたいなのがあるような感じだが、そういうのも無く、他人の家族ゲンカを延々と見せられてるような印象。最初は口を開けば皮肉や罵詈雑言ばっかり言う兄にムカついてたが、見ている内に主人公に1番腹が立つ。自分のコトを中々話さないもどかしさにイライラする。 そもそも家を出て行き、12年間帰らずにほったらかしたのは誰でもなく主人公ルイであり、自分の死期が近くなったから帰ってきただけであって、死ななかったらそのまま帰るつもりも無かったんじゃないかとすら思うわ。 と、色々とイライラが押し寄せる映画だった。派手なコトも全く無く、淡々とひとつの家族の1日の模様をお送りするだけで、これは賛否両論ハッキリ分かれるであろう。自分はどうだろ、上手い映画だとは思うけども、捉えどころが難しいなあ。時間が経てばジワジワ来るタイプかも知れないが、今見終わった直後としてはイマイチかなあ。 こういうタイプの映画を惜しげも無く世に送り出すのは凄いと思う。
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