
児玉保

14세의 책갈피
평균 4.0
特に大きな展開はないと聞いていたので、ただただ淡々と進んでいくのかと思っていたらとんでもない!!すべての瞬間がドラマ!! 教室でのくだらない男子のやりとり、そんな男子をうざがる女子、人気者な先生、怖いけど熱い先生、今日の目標、通知表、部活動、夕暮れの下校、放課後のショッピングモール、バレンタインデーのお返し、家族と過ごすそれぞれの夜etc あ、全部経験したことがある。他愛もない事なのに、14歳の毎日ってこんなにドラマチックだったんだ。 観ていてある時はニヤニヤが止まらなかったり、ある時は目頭が熱くなったり。気付いたら笑いながらボロボロ泣いてた。 同じ列に座ってたおばちゃんもずーっとハンカチで涙拭いながら見てた。鼻をすする音がそこら中から聞こえてきた。映画館のあの空気も含めて映画だった。 35人の中学2年生。ひとりひとりが本気で悩んで、考えて、自分自身の人生を生きてる。 誰が正しいとか間違ってるとかない。 全員違うけど、全員かっこよかった。 全員幸せになってほしいなぁ...。個人的には、周りの笑顔のために自分を殺してるって言ってたあの子と、何も考えてない興味ない(という選択をしてる)って言ってたあの子と、河原で宇宙を夢見てたあの子と、両想いのあの2人と、不登校のあの子と、それが自分のせいだと気にし続けてるあの子と...あぁやっぱり全員幸せになってほしい!! 最後クリープハイプの曲をバックに遠ざかっていく生徒達を、あー行かないでー!終わらないでーー!と手を伸ばしたくなった。でも終わるんだよな。戻らないんだよな。一度きりなんだよな。 これはまだコロナの直前だって事に途中で気付いて、今はこんな学校の当たり前の毎日も壊されているんだと思うと、それも悲しくて泣けてきた。 それにしてもたった数ヶ月でこれだけの物を映像に収め切ったスタッフ凄い。よく撮りました。素晴らしかった。観れて良かった。ありがとう。