
wishgiver

아버지의 마라탕
평균 3.8
2022년 01월 05일에 봄
香港の旅行代理店で働くユーシュー(如樹)の父リョンが急逝し、父が経営していた火鍋店「一家火鍋」で父の携帯に自分の名前に似た女性の名前を見つけたユーシューは葬儀の連絡をする。 葬儀にやってきたのは台湾のプロビリヤード選手ルージー(如枝)と重慶で祖母の面倒を見てるオレンジ頭のルーグオ(如果)で、お互いの存在すら知らなかった異母三姉妹だったが、ひょんなことから打ち解けた三姉妹はまだ賃貸契約が1年残っている父の店を引き継ごうと奮闘を始める。。。 ---------------------------------------------- 冒頭からもう傑作の予感。 香港の人気女性作家エイミー・チャンが2011年に発表した「我的愛如此麻辣」を、女性監督ヘイワード・マックが脚色・監督した作品で、父親の死をきっかけに初めて知り合った異母三姉妹それぞれの人生模様と、それぞれの家族との再生を描いていますが、まずこの3人がとにかく魅力的でたまりません。 堅実で慎重な香港人である長女ユーシュー、真面目で一途な台湾人の次女ルージー、そしてドライで現実的な中国人の三女ルーグオ、それぞれが個性的でバラバラだけど仲良くなっていく描写も見事だし、三姉妹がそれぞれの言語(広東語、台湾語、中国語)で父を悼む葬儀シーンに象徴される、3つの異なる中華文化圏の対比も面白いです。 初めは人間関係がわかりづらい構成で、最後まで描かれない部分も多いですが、家族での食事を大切にする中華文化圏ならではの温かみに溢れた作品で、しっかりと紡がれたストーリーと見事なラストで号泣しました。 新年早々こんな素敵な作品と出会えて大満足。 オススメです! 2022.1.5@伊勢進富座 ラストシーンをもう一度観たくて再鑑賞。 「私を愛してるなら、なぜ私を捨てたの?」という葛藤に対する、言葉にできないすべての答えがあのラストのリョンにあるし、それを見事に表現したケニー・ビーの魅力にまたまたやられました。 本作はあのラストシーンのために全てがあると言える作品。 ユーシュー役のサミー・チェンが歌うエンドロールの歌もステキで、サミー・チェンを調べたら普段が全然違うキャラなのにビックリ。 あんな人がこんな役をやれるところが改めて素晴らしいです。 そして改めて劇伴がホント素晴らしい。 作品的には少し粗もあるけど、好み度で4.5に昇格させてください(笑)。 2022.1.11@伊勢進富座