코멘트
Till

Till

4 years ago

3.5


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티탄

영화 ・ 2021

평균 3.2

第74回カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルムドールを受賞したドラマ映画。 「少女がカニバリズムに目覚める」過程を描いたホラー映画『RAW』で鮮烈なデビューを飾ったジュリア・デュクルノーの最新作で、今回の主人公も「車とセックスして妊娠した女性連続殺人犯」というかなりぶっ飛んだ人物設定。お尋ね者となった主人公の逃走劇、「バレるバレない」にハラハラする従来のサスペンスで物語を牽引しつつも、やはり車の子を妊娠する過程をグロテスクに描写するボディ・ホラー要素が強烈。監督がデヴィッド・クローネンバーグの影響を受けているだけあって、『ザ・フライ』にも通ずる「徐々に肉体が変容していく恐怖」がひたすらおぞましい。本来なら幸せの象徴とも言える「妊娠」をここまで恐ろしく描いてしまうデュクルノー監督、やっぱりこの人ただものじゃない。 ここまで聞くとトンデモ映画のような印象を与えかねないし、実際そういう側面もなくはないが、結局は「愛」の物語に着地するあたりは意外とロマンティックで感動的であったりもする。男と女を超越した“人と車”という究極的なジェンダーレス、そして血のつながらない“偽物の親子”から生まれた“本物の愛”、あらゆる障壁を飛び越えて享受される「愛」を「出産」で帰結させるのも見事。単なるトンデモ映画と決めつけて突き放すわけにはいかない「美しさ」も兼ね備えていた。 ただ、やはり過激な描写も満載で、「グロい」というよりかは「痛い」シーンが多いので決して万人に薦めることはできないが、パルムドールを受賞したことにも頷ける凄まじい作品でした。