
てんぞー

가메라 3 - 사신 이리스의 각성
평균 3.5
2025년 02월 02일에 봄
平成ガメラ三部作最終作。世界もガメラも制作現場も色々と限界を迎えた世紀末な作品。 平成特撮ここに極まれりといった極限の完成度で、新宿の破壊シーン、飛翔するイリス、京都駅構内で繰り広げられる最終決戦は未だにこれ以上凄い物が思いつかないほどの完成度で見る者を圧倒する。 平成3部作の中では比較的子供が中心に展開していくストーリー展開で、その当時の世紀末ブームの雰囲気を反映してオカルト要素の色が濃い目。新聞やニュースなど、メインストーリーの奥で展開する展開する物語の中でギャオスハイパーの大量出現がチラチラと示唆される演出がとてもゾワッとする。もう世界は滅んでいて、それに人類だけが気付いていないのではないか?そんな風に思わせてくる、この辺の雰囲気の持っていき方は監督ならではの味付けといった感じでとても良い。 今作のガメラはガメラ史上最も凶悪でトゲトゲ。平成三部作のガメラを並べると1のガメラがあまりに可愛くて驚くし、3のガメラが強面すぎてまた驚く。やっぱり2が一番イケメン。 新怪獣イリスはギャオスの変異体という事で、非常にスマートな見た目。幼体は一見かわいく見えるものの、触手で缶詰を吸い出す食べ方が怖すぎて最高。コイツとは分かり合えない感が一発で表現されている名シーン。 成体に成長したらオーロラのような幕を広げて優雅に飛翔。月を背景に雲海を突き抜けてくるシーンは怪獣の歴史に残る美しさ。CGレベルが時代相応なのが非常に惜しい。 物語面でも製作面でも「正義のヒーローガメラ」という存在を相対化させて、怪獣ガメラにフォーカスを絞った作りになっているのは初代ガメラ以来の挑戦ではないかと思うが、しかし常に子供の味方であるという確固たる芯は最後までブレないのは見事と言う外ない。ガメラという作品の持つ信念を感じる事の出来る素晴らしい作品だった。