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てっぺい

てっぺい

3 years ago

4.0


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모성

영화 ・ 2022

평균 3.2

2022년 11월 22일에 봄

【分ける映画】 母と娘の視点で、同じ場面のイメージがガラリと変わる狂気。戸田恵梨香の演じ分けで増すその恐怖と、義母の高畑淳子が演じ分ける怪演が見もの。結末の捉え方は、見る人によって完全に分かれる一本。 ◆トリビア 〇原作者の湊かなえは本作を「これが書けたら作家を辞めてもいい。そう思いながら書いた小説」と話す。1作書く事の体力の消耗と、作家を続けられるかの不安から、当時10歳前後の娘がいた彼女にとって、親子関係というテーマの選択は必然的だった。(https://moviewalker.jp/news/article/1110554/) 〇戸田恵梨香は、永野芽衣の大粒の涙の演技に、役者に初めてそのコツを質問。"悲しいと思ってお芝居しています"と普通の返答が返ってきた笑。(https://warnerbros.co.jp/c/news/2022/10/3354.html) 〇戸田恵梨香は、現場でギャグを言うと永野芽衣が理解してくれることが嬉しい。(https://news.livedoor.com/article/detail/23190426/) ○ 戸田恵梨香はルミ子を演じるにあたって、“親からの愛情を娘に押し付ける事がルミ子にとっては普通だが周りからはおかしい、でも猟奇的なほどおかしくはない微妙なライン”を研究した。(https://warnerbros.co.jp/c/news/2022/10/3354.html) ○ 戸田恵梨香は、母とルミ子は瓜ふたつ、という脚本を読み、外見だけでなく、撮影前に大地真央のお芝居の映像を見て、呼吸の仕方や声の出し方を研究した。(https://trilltrill.jp/articles/2878249) ○戸田恵梨香と永野芽郁は、2021年のドラマ「ハコヅメ」でも共演。撮影は本作の方が先だった。(https://soco-cobo0587.com/minatokanae_bosei/294/) 〇“抱き締めている”と感じている母、“首を絞められた”と感じている娘が描かれる場面が、監督の想像を超えたシーン。泣き崩れるようにして砂利の地面に膝をつける2人は熱演のあまり痛みも忘れていた。(https://moviewalker.jp/news/article/1108768/) ○ 撮影中の高畑淳子は、ほぼ文句を言っているか、口からぼろぼろこぼしてるかのどちらかで、録音部から2回くらい『さすがに聞き取れねぇよ!』と怒られていた。(https://mdpr.jp/news/amp/3464830) 〇本作は第41回バンクーバー国際映画祭や第35回東京国際映画祭でも上映され、報知映画賞で作品賞や女優賞など4部門5ノミネート、日刊スポーツ映画賞でも監督賞にノミネートを果たしている。(https://lp.p.pia.jp/article/news/252775/index.html) 〇主なロケ地は、兵庫県神戸市灘区の灘丸山公園・須磨浦公園など。(https://kobehigashinada.goguynet.jp/2022/11/22/bosei/) ◆概要 【原作】湊かなえ「母性」 【脚本】「ナラタージュ」堀泉杏 【監督】「ナミヤ雑貨店の奇蹟」廣木隆一 【出演】 戸田恵梨香、永野芽郁、三浦誠己、中村ゆり、山下リオ、高畑淳子、大地真央 【公開】2022年11月23日 【上映時間】115分 【主題歌】JUJU「花」 ◆ストーリー 女子高生が自宅の庭で死亡する事件が起きた。発見したのは少女の母で、事故なのか自殺なのか真相は不明なまま。物語は、悲劇に至るまでの過去を母と娘のそれぞれの視点から振り返っていくが、同じ時間・同じ出来事を回想しているはずなのに、その内容は次第に食い違っていく。 ◆ ◆以下ネタバレ ◆ ◆演じ分け 母と娘のそれぞれの視点で、同じ場面で中身が全く違う事が本作の何よりの面白さ。“愛してる”と伝えるシーンで首を絞めてしまう(予告バレが少しもったいない)、小鳥の刺繍を勧める場面での母の態度の違いと、原作の面白さを見事に映像化していたと思う。さらに言えばその演じ分け。刺繍の場面で弁当を叩き落とし、娘への“でも?”で見せた、戸田恵梨香の右眼が引きつるような絶妙な狂気の演技も鳥肌もの。高畑淳子が文句言い放題、口からこぼしながら金切り声で人を呼びつける怪演ぶり、からの穏やかにボケていく、こちらの強弱も素晴らしかった。 ◆ルミ子 母からの愛を求め続け、母を亡くせば義母にそれを求めたルミ子。子供のしつけで初めて褒められたあの感覚を追い求めて、どんな仕打ちを受けても盲信的に献身を続ける。“私は間違っていたのです”と懺悔し、陽が指す方へ顔を上げるのも、まるで天にいる実母に向けた言葉の体裁であり、その愛をいまだ乞いているよう。その意味で、身籠った清佳に“愛能(あた)う限り”“私達の命を未来に繋げてくれてありがとう”と、実母の言葉をそのまま流用した姿は、母性が少し身についたようにも見える一方で、実母へ向けた偽りの姿のようにも見える。いずれにしても、実の息子も忘れた義母の記憶にしっかりと宿り、律子の部屋をいつしか与えられていたルミ子は、そんなラストで少し報われたように思えた。 ◆清佳 いかに狂気を見ようとも、ルミ子からの愛を頑なに求める清佳。自殺未遂に至るまで、母から自身の名が呼ばれた記憶すらなかった彼女が、いつしか理解し言葉にした“女には2種類ある、母と娘”。身籠った自分に、“自分はどっちだろう”と問うラストは、母性が自身にあるかは母になってみなければ分からない、人に母性がある事は必ずしも必然ではない、そんな本作の普遍的な問いかけのようにも思えた。 ◆関連作品 ○「告白」('10) 湊かなえ原作。第34回日本アカデミー賞4冠獲得。娘を殺された中学校教師が生徒を相手に真相に迫っていく。Netflix配信中。 ◆評価(2022年11月23日現在) Filmarks:★×3.9 Yahoo!映画:★×3.8 映画.com:★×4.2 引用元 https://eiga.com/amp/movie/96079/ https://ja.m.wikipedia.org/wiki/母性_(湊かなえの小説)