
かわうそ
2 years ago
4.0

우메 키라누 바카
영화 ・ 2021
평균 3.2
2023년 02월 26일에 봄
50歳になる自閉症の息子と 年老いた母親。 自分が居なくなった後のことを想像し、 心配になる母親。 周りに迷惑を掛けてはとにかく頭を下げ続ける日々。 終わり方はフワッとしていて 特に何の問題も解決していないように見える。 けれど、それが障害に対しての問題への提起に見える。 グループホームが近所にある事で不安に思い、反対する人々。 障害者は出ていけ! という言葉が聞こえた。 確かに他害のある障害もある。 パニックを起こして自我が保てなくなる事も。 それで不安になる気持ちも良くわかる。 しかし彼らはどこに行けば良いのだろう。 チラシの求人広告を見ていると 障害や老人向けのホームの介護職の求人がとても目に付く。 早い話が人手不足。 人手も住むところもなく、母親はいつか歳を取り1人になるかもしれない。 仕事をしていると言っても、何時間も働いて数百円程度のお給料。 貰えるだけマシということか。 もちろんそれで生活は成り立たない。 障害年金も充分な額ではない。 色々考えると、とても苦しくなる。 しかしとても前向きで あなたがいてくれて良かった というセリフで締めくくる。 今は何も考えず、2人きりでのんびりした生活。 一日でも長く続く事を願って止まない。