
道 バター

해적이라 불린 사나이
평균 3.4
今現在も実在する出光興産(石油製造販売会社)を元にした映画です。 要は「油を売る」会社のお話ですが諺のような「仕事を怠けてむだ話をする。また、仕事の途中で時間をつぶして怠ける。」という話ではなくニッチな存在であった石油製品(潤滑油、燃料等)がその利便性を知られることにより、活用され身近な存在になっていくにつれて、その影にいる利権団体や海外大企業、戦争等の時代の流れと戦い続ける主人公達の話です。 背景には産業革命による工業化よって化石燃料が昼夜問わず働かせることが可能な機械という働き手を確保する手段となり、生産性の向上により、自国、植民地以外の世界が市場になる経済戦争時代が到来してることがあります。 そんな時代の石油に関するドラマが描かれており、テーマとしてはとても良いのですが ……、波乱万丈な人生ドラマを描くにしても史実としての題材も多く、極力その要素を組み込もうとしたでしょうがこの映画で画かれるお話は何か浅い表現だと個人的には感じました(^_^;) ただ、タンク底の話や満州鉄道の話なんかは知らなかったので大変勉強になりました。 映像で見ると理解しやすいですね。何だったら、出光興産の社史を全部読むくらいには歴史に興味が湧きました。 演出に関しては、メインの役者さんは良いのですが、ちょっと出るだけの役者にも有名な方が出ており、正直、勿体無いと思ってしまった。やや消化不良です。 また、実際の演出的にも主人公側の人物達が素直過ぎて嘘臭い感じもしました。 主人公が慕われている人物であるのは何となく感じるのですが、直接、主人公と絡まないシーンで主人公を褒めさせた方がその人の本心だと思うんだけどなあ。 ※後半の見せ場だと思う日章丸乗組員に目的地を知らせるシーンのリアクションは何か駄目でした(^_^;) ただ、主人公が年老いていく表現(特殊メイク、演技)は凄く、とても感心しました。晩年はホントに岡田さん??と思ったくらいでした。 まあ、史実を元にしているのでオチはそうだよねとは思う。…でもベタなのは嫌いではない(笑