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【息が止まる映画】 月面着陸の歴史の背景に、幾多の犠牲や葛藤がある事を知る。主人公にがっつり感情移入できるので、月面が視覚だけでなく心から感じる美しさ。息をのむどころが息が止まる。 ◆概要 原作はジェームズ・R・ハンセン「ファーストマン」。「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督&主演ライアン・ゴズリングのコンビが再びタッグ。他出演にドラマ「ザ・クラウン」のクレア・フォイ、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のカイル・チャンドラーら。脚本は「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」のジョシュ・シンガー。 ◆ストーリー 人類で初めて月面に足跡を残した宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を描いたドラマ。乗組員やNASA職員たちの奮闘、そして人命を犠牲にしてまで行う月面着陸計画の意義に葛藤するアームストロング自身の姿が描かれる。 ◆感想 月面に着陸するまでどんな苦悩と葛藤、そして犠牲があったのか、とてもよく分かる、感情移入できる内容。それらを全て咀嚼してから見るラスト、足を踏み入れる月面がこの世のものとは思えない珠玉の美しさ。 伝記が原作なので、描かれる事は基本事実な訳で、あれだけ何人ものパイロットが犠牲になっていて、計画そのものにも多大な反対があって、家庭にも影響があって、、それを知る事の驚きと共に、ニールの揺るぎない不退転の決意が伝わってくる。特に、娘の形見を月に預けるシーンや、仲間の死を知った時の無意識に握りつぶしたワイングラスが、演出ではあるのだろうけど強く印象に残った。 そして辿り着く月面の美しさ。完全無音の映像のみ、“細かい粒子”でできている月面が、延々と続く様はそれだけで美しい。さらに、前述の多くの犠牲や葛藤が積み上げられて、なんというか、心で感じる美しさも乗っかっていたように思う。 そして映画の軸となる家族愛。娘の死にむせび泣く(思い返せば、このシーンはニールの感情が爆発している唯一のシーン)ニールや、父をまっすぐな目で追及し、でも握手で送る息子、月面で家族の情景を回想するニール、ラストの2人も含めて、不器用ながらも骨太の家族愛に心が熱くなる。ことライアン・ゴズリング扮するニールは終始冷静で言葉も少なく、何があっても不退転でプロジェクトに臨む一徹な人柄を演じていたと思う。 個人的には、“I choose to go to the moon”のケネディのセリフが出た時に、あの有名社長はこの言葉を使ってたのかと気が散ってしまった笑 また月旅行などの話題が世間に広がるタイミングで、この映画を見たいと思います!
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