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★死ぬまでに観たい映画1001本《第4版》選出★ 【別バージョンがある映画】 ◇完全版◇ “今度は戦争だ”というキャッチコピーのとおりに、たった1体のエイリアンによる密閉型の恐怖を描いた1作目から一転、植民地星となった惑星451で繁殖することに成功したエイリアンの大群との壮絶な戦いを描いた第2弾。 本作に関しては今や【完全版】のほうがスタンダードとなっているのではないだろうか。 完全版は劇場公開版137分に対し154分。 いちおう、劇場公開版との違いをざっと記すと、序盤、451調査隊に所属するある家族が、あの宇宙船の残骸を見つけてしまい、1作目と同様にエイリアンの幼生に寄生されてしまうという顛末が挿入されていること。劇場公開版ではいきなり「連絡が途絶えた」っていう展開になってたはずだ。 この家族は、たった一人生き残った少女ニュートの家族なわけで、けっこう大事な場面だと思うのだが、本作は1日の上映回数を満たすために上映時間を140分以下にする必要があり、あちらこちらで数秒ずつカットしても埒があかないため、製作のゲイル・アン・ハードが、無駄なシーンがあまりない中、このシークエンスをリール1巻分ごっそり抜いてしまうことを決断したそうだ。 さて、あらためて言うまでもないかもしれないが、監督、脚本はご存知“パート2作りの天才”(と、私は当時勝手に思っていた)ジェームズ・キャメロン。 脚本は当たり前のようにリプリーを主人公として書き進めていたのだが、実はこの時点でシガーニー・ウィーバーの出演は決まっておらず、なんだかんだと交渉が難航した末に、結局当時の女優としては超破格の100万ドルを積んで出演契約が成立した・・・なんていう裏話は横に置いといて・・・まずなんといってもノストロモ号のたったひとりの生き残り、リプリーが宇宙空間を漂流しつづけて救助されたのが57年後だったというのが単純にウマいなと思う。57年も経てば、無人だった451に開発の手が伸びているのも難なく受け入れられるし、リプリーの娘が既に他界してしまっているというタイム・パラドックス的なエピソードを語ること(このあたりも元々カットされていたはず)で、後半、リプリーがニュートを命懸けで守ろうとする姿により説得力を持たせることに成功している。 調査隊のメンバーの中にまたもやアンドロイドがいるというのも前作をうまく活かしているなと思う。いつ裏切るのか?なんてこともやっぱり考えたし。 また、マイケル・ビーン、ビル・パクストン、ランス・ヘンリクセン、ジェニット・ゴールドスタインといったキャメロンお気に入り俳優衆がきっちり顔を揃えていて、今観るとついつい頰が緩みがちなのだが、当時は特にマイケル・ビーンが出ていたのがすごくうれしかった。
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