
ダニーダン

글로리아
평균 3.4
1981年日本公開ジョンカサヴェテス監督作品 冒頭からニューヨークの夜景を空撮で ゆっくり簡潔に観せて 自由の女神〜からのヤンキースタジアム カサヴェテス監督はきっと自身の出身地ニューヨークをこよなく愛しているだろうなぁ と思わせるカット!【あくまでも個人的妄想です\(//∇//)\】 そして夜の空撮からカットはモニカべルッチを若くしたような若い女のアップ ここから物語はよくあるアクション活劇的風流れになっていく、この女の主人がマフィアを裏切ったために女の家族全員がマフィアに狙われるはめになる しかしそこに正義のヒロイン!ジーナローランズの登場!それがまた顔のアップ、モニカベルッチ似の若い女のアップとどうしても対比してしまう、、、お世辞にも美人とは言えないし、、ジーナローランズ当時50歳のままほぼナチュラルメイクで登場する!【ほんとのローランズは若い頃はロミーショナイダー似の大変ステキな美人女優様いやこのときも監督がわざとヤボったく冴えない容姿で意識した撮り方をしたのか?、、】それでも衣装がシブい!メンズのパジャマか?のような上に羽織ったトレンチコート 手にはタバコで この方が着るとキマってしまうんですなぁあ! 私にはあくまで得手勝手な推測ですがこのローランズのファーストシーンでカサヴェテス監督の妻への深く信頼した深い愛情を垣間見たような気がしました! そこにはどんな若くて綺麗な容姿のちょいとキャリアがある女優様と同じカットに入っても うちの嫁はんは別格だぜ!!!【それは容姿なぞ超越した演劇人としての偉大さと共に映画作りで苦楽を共にした妻に対して最大級の愛を込めて】言いたいような観せたいような(#^.^#) 底知れない愛があるからこその!! 物語の設定ではジーナローランズは若い女の家族を狙うマフィアのボスの元情婦のような役柄ですが 今はマフィアも離れ一匹狼的な立ち位置 マフィアから狙われる家族の【そのあと家族は惨殺されるも】唯一生き残った幼い男児はジーナローランズの手に預けられここから 男児とローランズのマフィアからの逃亡劇が始まる このあたりからの下りは ゲイリーオールドマンがいないだけでほぼ レオンとソックリなのはカサヴェテス監督の力量と才能 ソックリ頂いたリュックベンソンも 個人的には凄いと思いますが、、 ともあれ とにかくクソ生意気な男児を連れ昔はマフィアのボスの情婦をしたとはいえ いまは 一見してサウスブロンクスの小金持のオバチャンなジーナローランズがグイグイ ズンズン観るものを引き込んでいきます 疲れて眠りこけた男児を前に抱っこしてかっ歩するジーナの顔はとても 魅力的だし 隠れ家で着る赤い花柄の着物?も ヤケにセクシーで カッコいいし 本編前半では 想像しがたいが銃さばきも いとも簡単にキメてくれる! 自主制作映画のパイオニアで 夫婦で苦労して苦労して 何本も実験的映画をつくりつづけ この作品で真っ向単純明快女ハードボイルドサスペンス活劇を撮りも取ったり ベネチア映画祭 金獅子賞!! 全くもって うなずけます!!! とにかく本編中半から後半に向かい ジーローランズの 男前なキレと泣き言は言わず行く道を生ききる勇ましさと強さは これヘタすると ゴッドファーザーのアルパチーノやデニーロよりステキかもです! 最初はヘタクソすぎた 男児も ジーナローランズの圧倒的な存在感と 役のグロリア以上にグロリアなジーナローランズ 自然な芝居に ラストに行くにしたがって 自然な役そのものに見えて来ます この作品内容は ジーナローランズ版 ハードボイルドですが、、男に媚びず ただひたすらに 愛情の深さと男前の気性ゆえにブレずに初志貫徹する女性とはかくも強きなり者な様を演じきった ジーナローランズを女性にもぜひ観て欲しい カサヴェテス監督入魂の作品です!