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cocoa

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2 years ago

3.5


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위민 토킹

영화 ・ 2022

평균 3.4

原題も「Women Talking」。 南米ボリビアで実際にあった事件をもとにしたミリアム・トウズ氏のベストセラー小説をサラ・ポーリー監督が手掛けた作品。 アカデミー賞では脚色賞でオスカーを獲得。 観てからすぐにはレビューを書けず、いろいろ考えさせられた問題作でした。 2010年、とある村で自給自足生活をするキリスト教一派のコミュニティが舞台。 そこでは女性たちが度々 性的暴行をされていた。 悪魔の仕業とか思い込みだと一蹴されていたがある日 村の男の犯罪だとわかった。 男どもが街に行った2日間で村の女たちはこれからの事を話し合う…そんな会話劇のストーリーです。 暗い納屋に集まる村の女性たち。 読み書きができない彼女たちは未来の事を投票で決める。 「このまま村に残る」 「男たちと戦う」 「この村を出る」 3つの選択肢のうち同票になったりと決まらないので村の三家族で話し合いをする。 アガタの長女オーナ(ルーニー・マーラ)、次女のサロメ(クレア・フォイ)などの一家。 グレタの長女マリチェ(ジェシー・バックリー)、次女メジャルなどの一家。 そしてスカーフェイス・ヤンツ(フランシス・マクドーマンド)と娘2人の一家。 この三家族がそれぞれの考えをぶつけ合うのです。 話し合いの議事録を作るのが、一度はコミュニティから破門になった男性オーガスト(ベン・ウィショー)。 話し合いは時にユーモラスなやり取りもあるが、全体的にはとても苦しいもの。 被害のフラッシュバックでパニック発作が出たり、男たちを恨む気持ちで激しい復讐心に燃える者もいる。 レイプされ子どもを身籠っているオーナは始終 冷静に見えた。 村を離れることで男に同情し赦せるかもしれない。 愛情さえ湧くかも…そんな事も言い出す。 それに対して「出ていくなら戦う」と反発するのがマリチェや激しい復讐心を抱えるサロメだった。 それにしても僻地な村に大音量の宣伝カーが来た時は驚いた。 モンキーズの「デイドリームビリーバー♪」って1967年の曲だけど、2010年の国勢調査と聞いて本当にびっくり。 外から人が入ってこない特殊なコミュニティなのはわかるけどアンバランスさに驚愕しました。 結局 子ども達も連れて村を離れることに決めた女性たち。 しかし外の世界はどれだけの困難があるだろうか。 もちろん、この地に留まることは今まで通り男性たちに支配される未来しかない。 自由に生きる権利もなく、暴力に耐え、男たちの世話に明け暮れる日々。 実際のボリビアの女性たちのその後を知りたくなる。 フランシス・マクドーマンド演じるスカーフェイス・ヤンツの考えは… 「村を追われたら天国での居場所も失う。天国に行くために男たちを赦すしかない。」と。 頬に大きな傷を持つスカーフェイス・ヤンツ。 きっと男に傷をつけられたのだろうが、彼女の表情を失った姿にこのコミュニティの闇を感じた。 オプション権を買い取り製作に携わったフランシス・マクドーマンドの強い意思も感じられた。 その他感じたことは、読み書きもできない女性たちがあそこまで深く論じる事が実際に出来るのだろうか。 これは偏見ではなく、毎日の終わることない自給自足の暮らしに追われ、人は頭の中で考えることは自由だけど、その思考を深めるのはやはり読み書きも大切だと思うから。 欲望のまま自由に女たちをこき使う男どもからは教養は与えられないと思うし。 オーナの言う「赦すことは許可することではない」云々の台詞がとても印象に残った作品でした。 非暴力で平和主義と言われるメノナイトの暮らし、その内情は性暴力と支配だけと言う現実が重かったです。